2024.12.11 UP B&G フレンドシップ PROJECT 2024 志賀町に「B&Gフレンドショップ」がオープン!
石川県志賀町の仮設住宅団地「とぎ第8団地(住宅戸数98戸)」のある富来小学校の体育館で「B&Gフレンドショップ」のオープニングセレモニーを12月7日に開催。志賀町 稲岡健太郎町長、志賀町議会 福田晃悦議長をはじめ仮設住宅入居者、関係者など約40人が出席した。
今回の支援は、B&GフレンドシップPROJECT の一環として、仮設住宅団地に暮らす高齢者世帯をはじめとした買い物弱者支援を目的に、店舗となるトレーラーハウス・冷凍庫・冷蔵庫の6ヵ月間のレンタル代、電気引込工事費、スロープ製作費のほか、のぼり旗やプレート、外看板など、総額250万円を超える支援を実施。店舗での販売については、町内のよしべ商店の協力を得て、食料品や日用品の販売を行う。
B&Gフレンドショップ
B&G財団理事長の菅原悟志は、能登半島地震から間もなく一年。震災で多くを失った一方で、人のつながりや助け合いなど得るものもあったのではないかと思う。店舗の開設期間は6ヵ月間となっているが、利用状況等により期間を延長することも考えている。また、被災した海洋センターについても志賀町と協議し復旧する計画を進めていく。
今後も全国の海洋センター・クラブをはじめ、多くの仲間と被災者の皆さんの心に寄り添いながら支援を継続していくので、要望等があればぜひ相談してほしいと話し、「未来に向けて、皆さんが楽しく生活できることを願っている」と述べた。その後、稲岡町長とよしべ商店店主の角谷秀文氏に開店記念のプレートを手渡した。
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稲岡町長(左)菅原理事長(右)
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よしべ商店角谷氏(左)菅原理事長(右)
続いて、稲岡町長は仮設住宅団地の皆さんから、団地内にコンビニや商店等を設置してほしいとの要望があり検討していたところ、B&G財団から店舗開設の話をいただき計画を進めたと話し、「今日、晴れてオープンを迎えることができたことを嬉しく思う」と述べた。
最後に、稲岡町長、福田議長、寺岡商工会長、角谷店主、菅原理事長によるテープカットを行い、店舗のオープンを祝った。
写真左から寺岡商工会長、稲岡町長、菅原理事長、福田議長、角谷店主
利用者(仮設住宅入居者)の声
・買い物の度に隣に車を出してもらうのが気が引けたので、団地内に店舗ができて大変ありがたい。
・雪が少しでも積もれば買い物に出るのが億劫になるので、すぐ近くに店舗ができて嬉しい。
・店内でいろいろな人とおしゃべりや雑談する機会ができて楽しい。
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店舗から道路を挟んで仮設住宅が建ち並ぶ
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店内の様子
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店内の様子