2024.12.16 UP B&G フレンドシップ PROJECT 2024 番外編 B&Gが繋いだ支援の輪 北海道滝川市B&G海洋センターが穴水町学校給食を支援
北海道から届いた13キロのジンギスカン
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県穴水町内の小中学校の学校給食として、初めて「ジンギスカン」を提供。これは、北海道滝川市B&G海洋センター(指定管理者:一般財団法人滝川市スポーツ協会)からの食材提供により実施された。
当財団では7月、能登半島地震被災地支援事業B&GフレンドシップPROJECTの一環として「がんばろう能登半島!B&Gプレイパーク in 穴水」を開催。その際、全国のB&G海洋センターに対し、被災児童やそのご家族に会場内で提供する支援物資として、各地の特産品等の寄付を呼び掛けた。
滝川市B&G海洋センターからは、特産のジンギスカンを提供したいとの申し出があったが、夏場であったこともあり安全面などへの配慮から会場内での提供を見送り、この度11月下旬に学校給食という形で実現した。
穴水町内の小学校2校と中学校1校で初めて提供されたジンギスカンは子どもたちにも大変好評で、被災後仮設校舎で勉強などに励む子どもたちに、遠く離れた北海道の食文化に触れる機会を提供することができた。
今後も全国のB&G海洋センターや所在自治体とのネットワークを活かし、B&Gならではのカタチで、被災地への支援を届けていきたい。
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ジンギスカンをオーブンで焼き、炒めた野菜と合わせて提供
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給食時間には滝川市B&G海洋センターからのメッセージが読み上げられた
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臭いも無く美味しい!と大好評だった
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穴水町の学校給食で初めて提供されたジンギスカン
<穴水町教育委員会担当者の声>
穴水町の学校給食でジンギスカンが提供されるのは初めてのことで、子どもたちからは、「全然臭いもなくておいしい!」や、「これほんとに羊!?」という声があがり、大変好評だった。ご支援に感謝したい。
<滝川市B&G海洋センター 代表者コメント>
地震および豪雨で被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
この度の支援のきっかけは、B&G財団の被災地支援事業実施に伴って、穴水町への支援物資の募集が行われたことでした。私どもには滝川市の特産品「味付きジンギスカン」を提供したいという思いがあり、B&G財団へご相談させていただきました。その後、穴水町との調整を経て小中学校の給食での提供という形でご支援できることとなりました。ご尽力をいただきました関係者の皆さんのご協力に深く感謝申し上げます。
僅かですが子どもたちが笑顔になるきっかけの一助となれば幸いです。
末筆ながら被災された皆様が一日も早く元の生活に戻れることを心よりお祈りいたします。
滝川市B&G海洋センター 指定管理者
一般財団法人 滝川市スポーツ協会
会長 佐藤 佳朗