2025.01.07 UP B&G フレンドシップ PROJECT 2024 -震災から1年- B&G財団の復興支援活動(報告)

能登半島地震から1年。震災で甚大な被害を受けた穴水町、志賀町、七尾市において支援活動を行うため、発災直後から「B&GフレンドシップPROJECT」を立ち上げ、全国の海洋センター所在自治体をはじめ企業や一般の方から多くの募金が寄せられています。
 皆さまから寄せられた寄付金を活用し、これまでに実施した支援活動について報告します。

募金総額  23,669,710円

内訳 金額
自治体 15,485,656円
一般、企業等 4,714,881円
Yahoo!ネット募金 3,469,173円

*鹿児島県長島町より3,000,000円、熊本県長洲町より1,000,000円、全国指導者会より1,000,000円、子ども健全育成の酒井法子氏のライブ活動時の寄付金として232,088円を寄付いただきました。

これまでに実施した支援活動

1.がんばろう能登半島!B&Gわくわく水上運動会for七尾

日 時:2024年3月25・26日
場 所:富山市八尾B&G海洋センター(富山県)
対 象:七尾市の小学1~6年生
使用額:21,238円(文部科学省補助金791,000円を除く)
経費報告書(PDF形式/87KB)

2.がんばろう能登半島!B&Gわくわく水上運動会for志賀

日 時:2024年4月3日
場 所:白山市鶴来B&G海洋センター(石川県)
対 象:志賀町の小学1~6年生
使用額:33,993円(文部科学省補助金511,000円を除く)
経費報告書(PDF形式/83KB)

・久しぶりに思いきり体を動かすことができて楽しかった!(児童)
・子どもたちの心を癒すことができるのは遊びや運動を通じた交流や体験だと思いました。我が子もびっくりするほど元気に溢れて帰ってきました。(保護者)

3.能登半島唯一の児童養護施設に飲料水を支援

日 時:2024年5月29日(1回目)
    2024年7月24日(2回目)
場 所:石川県穴水町
対 象:児童養護施設「あすなろ学園」
使用額:142,222円
経費報告書 1回目(PDF形式/52KB)
経費報告書 2回目(PDF形式/47KB)

・震災から半年経過した現在も工事業者不足で水道設備が復旧せず、このような支援は本当にありがたい。(施設職員)

4.がんばろう能登半島!B&Gプレイパークin穴水

日 時:2024年7月6・7日
場 所:石川県穴水中学校体育館及びグラウンド
対 象:穴水町の乳幼児から小学生(0~12歳)及び保護者
使用額:46,323円(文部科学省補助金2,096,000を除く)
経費報告書(PDF形式/110KB)

・今年1番楽しくて、いろいろな遊びができてうれしかった。(児童)
・町内の公園が仮設住宅になったり、公園自体も被災したりで外遊びの機会が以前より減っていました。今回このような機会をいただき、普段遊んだ事のない遊具が沢山あって子どももとても楽しんでおり、大変ありがたく思っています。(保護者)

5.震災で犠牲になられた方々のご遺族へ新盆の支援

日 時:2024年8月13日
場 所:13世帯
対 象:震災で家族を亡くされたご遺族
使用額:181,486円
経費報告書(PDF形式/60KB)

ご遺族の方々が新盆をお迎えできるよう、遺影などにお供えする、能登地方の夏もなか「利久」や能登名産の「和ろうそく」、フラワーアレンジメントのご進物等をお渡しした。

6.がんばろう能登半島!志賀町商工祭 重機体験会

日 時:2024年10月19日
場 所:石川県志賀町文化ホール
対 象:児童及び一般
使用額:55,474円
経費報告書(PDF形式/48KB)

・重機に乗ったのは初めての体験だった。かっこいい重機と一緒に写真を撮れてよかった。(児童)
・今回初めて志賀町の商工会と協働して重機の体験ブースを設置した。消防車やパトカーと違い普段あまり乗る機会の無い油圧ショベルを目の前にして子どもたちは目を輝かせていた。(運営スタッフ)

7.B&Gフレンドショップの開設

日 時:2024年12月7日
場 所:石川県志賀町とぎ第8団地(富来小学校)
対 象:仮設住宅団地で生活する高齢者世帯など
使用額:2,457,246円
経費報告書(PDF形式/48KB)

利用者(仮設住宅入居者)の声
・買い物の度に隣に車を出してもらうのが気が引けたので、団地内に店舗ができて大変ありがたい。
・雪が少しでも積もれば買い物に出るのが億劫になるので、すぐ近くに店舗ができて嬉しい。
・店内でいろいろな人とおしゃべりや雑談する機会ができて楽しい。

8.高齢者施設訪問ハンドケア事業

日 時:2024年12月2日(1回目)
    2024年12月7日(2回目)
    2024年12月8日(3回目)
場 所:石川県穴水町 特別養護老人ホーム「能登穴水聖頌園」(1回目)
    石川県穴水町 デイサービスセンター「ささゆりの丘」(2回目)
    石川県穴水町 グループホーム「朱鷺の苑穴水」(3回目)
対 象:高齢者施設の女性職員及び入居者
使用額:357,500円
経費報告書(PDF形式/52KB)

・手や爪の悩みを聞いてもらい、気にかけてもらえたことで和らいだ。会話の内容も楽しく、前向きな気持ちになれた。(施設職員)
・久々に、ゆったりとした時間を過ごせた。利用者の笑顔も多く良かった。(施設職員)
・手に痛みがあったけど、マッサージをしてもらってとっても楽になりました。ありがとう。 (入居者)
・生まれて初めてマニキュアをした。こんなに楽しいならもっと若いうちからやっておけば良かった。(入居者)

今後も全国の海洋センター所在自治体や企業、一般の方などから寄せられた寄付金を被災地のために有効活用し、被災地の一日も早い復興を支援していきます。

被災地支援の様子(関連ページ)

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