
今回の特集は、「戦う女性」をテーマに
1.名門足利家を後世につないだ 足利島子(栃木県さくら市)
2.弓の名手の女武将 板額御前(新潟県胎内市)
3.菰野藩3代を支えた織田のお姫様 八重姫(三重県菰野町)
4.「現代詩の母」と呼ばれる詩人 永瀬清子(岡山県赤磐市)
の4作品をご紹介します。
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名門足利家を後世につないだ 足利島子 あしかが しまこ
栃木県さくら市マンガ家:吉原澪足利島子(あしかが しまこ)は、戦国時代永禄11年(1568年)上総国(現千葉県)に生まれ、天正16年(1588年)下野国塩谷郡喜連川(現栃木県さくら市喜連川)の領主塩谷義上に嫁ぎましたが、豊臣秀吉の「宇都宮仕置」で喜連川塩谷氏は滅亡しました。
島子が秀吉に断絶の危機にあった「古河・小弓公方」足利氏の存続を願い出た結果、武家の名門足利氏の末裔島子に喜連川が与えられ喜連川氏は長く存続しました。- # 中世(9)
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弓の名手の女武将 板額御前 はんがくごぜん
新潟県胎内市マンガ家:マンガ 中川佳南・田宮佑子・高橋渚、板額会板額御前(はんがくごぜん)は、平安時代末期の12世紀後半越後国奥山荘(現新潟県胎内市)を治める城一族に生まれた女武将です。鎌倉時代前期正治3年(1201年)京都で城長茂が鎌倉幕府打倒に挙兵(建仁の乱)すると、城氏の本国越後国蒲原の鳥坂城(新潟県胎内市)も呼応しました。板額御前は、幕府討伐軍を弓で迎え撃ち、「吾妻鏡」に「弓の腕は百発百中、面貌宜しき」と記され、後に歌舞伎や浮世絵の題材となりました。
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菰野藩3代を支えた織田のお姫様 八重姫 やえひめ
三重県菰野町マンガ家:監修 藤田達夫、マンガ 服部千里八重姫(やえひめ)は、安土桃山時代天正16年(1588年)織田信長の次男織田信雄の娘として生まれ、伊勢国菰野藩(現三重県菰野町)の初代藩主土方雄氏の正室となりました。
雄氏が京都で暮らし藩主不在となった菰野藩を2代「雄高」3代「雄豊」と、3代に渡り支えた八重姫の内助の功は大きい。領民たちの憩いの場を設けるため、河川の堤に桜や楓を植えさせたと言われており、今でもその名残の河川堤防が残っている。
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「現代詩の母」と呼ばれる詩人 永瀬清子 ながせ きよこ
岡山県赤磐市マンガ家:マンガ 藤井敬士、シナリオ 和田静夫永瀬清子さん(ながせ きよこ)は、明治39年(1906年)岡山県赤磐郡豊田村(現赤磐市)に生まれ、17歳の頃に詩人を志し、昭和5年(1930年)24歳で第1詩集を刊行、生涯現役を貫き「現代詩の母」と呼ばれています。
また、現在の岡山県詩人協会を設立し後進の育成に努め、岡山家庭裁判所調停委員、世界連邦都市岡山県協議会事務局などで社会活動も行いました。- # 現代(35)
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