2025.09.12 UP
指導者養成研修 第12回センター・インストラクター養成研修がスタート!
全国22人が天城町で1ヵ月の合宿研修に挑む
「第12回センター・インストラクター養成研修」の開講式が9月12日、天城町B&G海洋センター(鹿児島県)で行われた。北海道から沖縄県まで全国21自治体から22人が参加し、10月14日までの33日間の合宿研修に挑む。
今回の研修は、水泳・カヌー・SUPの実技研修をはじめ、リスクマネジメント研修や普通救命講習、障がい者を対象とした指導実習のほか、天城町民体育祭への参加などを通じて、地域社会に貢献する指導者の育成を目指す。
自治体代表としての自覚と責任
B&G財団理事長の菅原は研修生に対し、自治体を代表しているという自覚と誇り、責任をもって、研修に臨んでほしい。実技や学科で学んだことをしっかりと蓄え、地元に戻って地域や子どもたちのために力を発揮してもらいたい。研修で学んだことをおろそかにすると、人命にかかわる重大な事故につながりかねない。怪我や事故には十分注意し、教官の指示に従い、ルールを遵守してしっかり取り組んでほしいと話した。
理事長あいさつ
研修を通じた成長への期待
続いて、天城町の森田弘光 町長は、天城町での養成研修の開催は4回目になるとしたうえで、初めは顔も名前もわからない状態で不安もあるだろうが、33日間の研修を修了する頃には、仕事上で切っても切れない関係が築かれていくのをこれまで見てきた。研修終盤には町民体育祭への参加などを通じて、町の自然や伝統文化にも触れてほしい。安全と健康には十分留意して研修に励んでもらいたいと激励した。
町長あいさつ
地域に愛される指導者を目指して
研修生を代表して、池田昂輝 研修生(愛媛県愛南町)は、私たち第12回センター・インストラクター養成研修 研修生一同は、この恵まれた環境の中、全国から集まった仲間と切磋琢磨し、青少年の健全育成をはじめ、地域住民に「愛される指導者」を目指して努力することを誓いますと誓いの言葉を述べました。
研修生代表 誓いの言葉
センター・インストラクター養成研修は、海洋センター・クラブ所在自治体の職員や担当者を対象に、海洋性レクリエーションをはじめとした自然体験活動などを通じて、青少年の健全育成と地域住民の健康づくりを推進し、地域コミュニティの活性化を担う指導員を養成することを目的として実施。1976年からこれまでに4,200人を超える指導者を養成している。
本研修は、環境大臣により「環境保全・環境教育推進法」に基づく人材認定事業に登録されている。
1日のスケジュール
6:30 | 起床、寝具の片付け・整理 |
---|---|
7:00 | 日朝点呼、海浜清掃 |
7:30 | 朝食 |
9:00~12:00 | 課業 |
12:00 | 昼食 |
13:00~17:30 | 課業(※実技の場合は13:30から) |
17:30~18:30 | 自主トレーニング(プールも利用可) |
18:30 | 夕食 |
19:30~20:30 | 課業 |
20:30~23:00 | スケジュール伝達、入浴、自由時間 |
23:00 | 消灯 |