2019年度 「BG塾」の開催について

夏休み、仕事で保護者が不在となったお家で、子供がどのように過ごしているか？

「宿題してる？」、「暑いけど体調は？火の元は？・・・」保護者の心配は尽きません。

小中学校の長期休暇中、子供が「学習と様々な体験活動」に取組み、保護者が安心して子供を託せる「学校休暇中の子供の居場所」として、B&G海洋センターを活用した「BG塾」が全国60ヵ所で開催されます。

「BG塾」の特徴は、「学習と体験活動」の内容が、各地域の状況や希望により、バラエティに富み・工夫が凝らされていることです。

自宅ではできない「BG塾」ならではの学習と体験活動、そして一緒に取組む仲間の存在が、子供を引き付けています。

例えば、静岡県御前崎市では、地域を理解する「ふるさと学習」として「ウミガメの生態学習・史跡散歩・郷土料理教室・風景画など」と、海洋センターの得意な「水泳・カヌー・水辺の安全教室・ニュースポーツなど」を組合せ、学習は夏休みの宿題を行います。

体験活動に限らず 学習もバラエティに富んでおり、宮城県蔵王町の「英会話・習字」、広島県北広島町の「理科実験」、保護者を悩ます「自由研究・工作」には茨城県石岡市などが取組んでいます。

バラエティに富んだ活動を行う一方、北海道小平町では「夏休みの宿題と艇庫活動」に集中して“北海道ブロック交流交換会「水上の部」”上位入賞を目指すなど、「集中特訓型のBG塾」もあります。

このように「BG塾」は、各地域の状況や希望に沿った運営が行われていますが、これを支えているのは、海洋センター担当者の努力と「外部運営員の協力」です。

前述の御前崎市では「市の各担当部署」、蔵王町では「英語教育特区を活かした外国語指導助手（ALT）」、北広島町では「児童クラブ指導者」、石岡市では「海洋センター水泳教室OB・OGの大学生」など、外部の運営員の協力を得ることがバラエティに富んだ「BG塾」を支えています。

来年2020年度も「BG塾」の実施を予定しています。運営費補助・学習教材配付などの支援もありますので、ご興味のある海洋センターはB&G財団企画課までお問い合わせください。