子育て支援事業2019年度「BG塾」レポート

笑顔と元気があふれた夏休みの5日間
三木町B&G海洋センター(香川県三木町)

日本財団助成事業

2019年7月23日(火)~28日(日)の5日間、夏休み子育て支援事業の一環として、香川県三木町B&G海洋センターにてBG塾を開催。三木町の小学校3~6年生、19人が参加しました。

「BG塾」とは

共働き世帯やひとり親家庭の増加により、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、子どもがひとり、家で過ごす時間が増える状況にあります。長期休暇中に地域の人材を活用し、子ども達に宿題などの学習と、マリンスポーツや自然体験、運動・スポーツなどの体験活動を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

面白プログラム①「ペットボトルロケットづくり」

子どもたちが一番盛り上がっていたプログラムが、ペットボトルロケットづくりです。三木海洋クラブで長年活動しており、かがわ宇宙教育推進協議会にも所属している小松氏が指導してくださいました。2人1組で1つのオリジナルロケットを協力して作製。完成後は広大な芝生のサッカー場で、どれだけ遠くに飛ばせるか競い合っていました。最も飛んだ記録は、なんと71メートル!打ち上げに失敗した際は、「次はこうしてみよう!」と子ども同士で改善策を相談しながら、積極的に取り組んでいる姿が印象的でした。

 

面白プログラム②寝床は段ボール!?

BG塾の4日目は、親元をはなれてどきどき宿泊プログラム!自分たちの寝床を、段ボールを使って子どもたちが思い思いにつくりました。女子はみんなで協力し、出入り口を作ったり、壁にイラストを描いたりしていました。それに対し、男子は自分たちの陣地を確保するところから始まり、セキュリティのカードを手作りするなど、様々な工夫が見られました。

参加者の感想

子どもたちは、「BG塾に参加して、勉強を集中してできた。遊びも楽しかった」「違う学校、学年の友達ができるのが嬉しい」「来年も参加したい」など、感想を笑顔で話してくれました。

今年度は各地の海洋センター・クラブの協力を得て、夏休みを中心に61か所でBG塾を実施しています。今後も全国の海洋センター・クラブと連携し、子どもたちの成長にかかせない様々な体験活動ができる機会を提供していきます。

2019年度 BG塾 実施予定一覧

 

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