子育て支援事業2019年度「BG塾」レポート

夏休みにはもってこい!となる子どもの居場所
白山市鶴来B&G海洋センター(石川県白山市)

日本財団助成事業

2019年7月29日(月)~8月2日(金)までの5日間、子育て支援事業の一環として、石川県白山市鶴来B&G海洋センターにてBG塾を開催され、小学1~3年の14人が参加しました。

みんなで夏休みの宿題をしよう!
『一人ではおっくうな宿題も、みんなでやればこわくない!』

家でゴロゴロしていると、夏休みの宿題はなかなかやる気が起きません...。ですが集団心理なのでしょうか、みんなで集まって勉強をすることで勉強の効率はグンと上がります。上級生は下級生に算数を教えたり、近くの指導者に分からない問題を率先して質問したり、とにかくみんな、楽しく勉強を行っていました。宿題が終わった子どもは、学習ドリルを利用して更に学習の質を高めたり、夏休みの自由研究を行う子どもがいたりなど、子どもたちそれぞれが自分で考えて、学習を行っていました。

 

読書の秋?いやいや、読書の夏もありですよ!「図書館での読書タイム」

子供たちは、図書館に入った途端に目を輝かせ、興味のある絵本をあれやこれやといろいろと手に取り、遊んでいる時の元気いっぱいな様子から打って変わって“静かに集中して”読み始めたのです。絵本に没頭し、本の世界に吸い込まれていってしまったかのように、ただただじっと絵本を見つめています。絵本を読むことで、日常とはまた違った世界を経験できたり、いろいろなことを考えさせられるきっかけとなったり、さまざまな経験ができたようでした。

 

勉強だけでなくスポーツも!

主に屋内での活動をご紹介してきましたが、同じ敷地内にはプールもあります。屋内プールはもちろんのこと、屋外には流水プールや、ウォータースライダーが設置され、そこでも子どもたちは楽しく遊んでいました。また白山市では、日ごろからたくさんの水泳教室が実施されており、水辺の安全教室もさかんに行われています。今回のBG塾でも、大学生の協力のもと、泳法の練習を行い、泳力をしっかりと身に付けてもらうことができました。

そして最終日は、七尾市B&G海洋センターで、カヌーやバナナボート、海水浴などを楽しみ、夏休みの大切な思い出とともに5日間を通じて、大きく成長できたようです。

「BG塾」とは

共働き世帯やひとり親家庭の増加により、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、子どもがひとり、家で過ごす時間が増える状況にあります。長期休暇中に地域の人材を活用し、子ども達に宿題などの学習と、マリンスポーツや自然体験、運動・スポーツなどの体験活動を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

2019年度 BG塾 実施予定一覧

 

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