子育て支援事業2019年度「BG塾」レポート

夏休みだからこそ 海洋センターで過ごす5日間
由利本荘市由利B&G海洋センター(秋田県由利本荘市)

日本財団助成事業

2019年8月7日(月)、9日(水)、20日(火)~22日(木)の5日間、夏休み子育て支援事業の一環であるBG塾を秋田県由利本荘市由利B&G海洋センターで開催。小学1~6年生の約20人が参加しました。

最終日に慌てないように

夏休みといえば、レジャーやお祭りなどいろいろなイベントが盛りだくさん。しかし、それは夏休み宿題をやってこそ。最終日に慌てて宿題をこなした経験がある方も多いと思います。1か月以上も休みがあり勉強せずにいると、1学期に学んだ内容を忘れてしまいます。由利のBG塾では、午前中は勉強の時間として設け、2名の先生がサポートに入り宿題をするのに加え、毎日1問、問題を出しみんなで考えて解く時間もあり、『考える力』を育てていました。

併せて英語教室も実施。子どもたちにとっては苦手意識が芽生えやすい分野ですが、『楽しく学ぶ』をモットーに、遊びながら英語に触れていました。

  • この日は、漢字の問題をみんなで解きました。

  • 英語で「フルーツバスケット」。難しい動物の名前も覚えました。

勉強だけじゃつまらない

午後の時間は、日ごとに内容を変えて様々なアクティビティを体験。プールで泳ぎ方の教室を実施したほかカヌーやSUP、体育館では大量に汗をかきながらスラックラインに初挑戦。バランスを取るのが難しいスラックラインですが、だんだん渡りきることができ嬉しそうにしていました。カヌークラブの会長さんを始めとしたサポートスタッフの方も駆けつけ、指導にあたっていました。クラブでは夏に近くを流れる子吉川のカヌーツーリングを行うなどの活動のほか、このような形でB&G海洋センターの事業に協力してくれています。

実施を通して

この由利本荘市由利B&G海洋センターで実施されるBG塾は今年で2回目です。参加者は主に放課後児童クラブに参加している子どもたちで、学校以外の多くの時間をこのB&Gで過ごしています。それでもこのBG塾は、「いつもと違うことができて楽しい」、「またやりたい」と子どもたちが話してくれたように、機会を与えることで多くのことを体験できています。

「BG塾」とは

共働き世帯やひとり親家庭の増加により、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、子どもがひとり、家で過ごす時間が増える状況にあります。長期休暇中に地域の人材を活用し、子ども達に宿題などの学習と、マリンスポーツや自然体験、運動・スポーツなどの体験活動を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

2019年度 BG塾 実施予定一覧

 

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