子育て支援事業2019年度「BG塾」レポート

温水プールでSUPや跳び箱体験?勉強も運動も海洋センターで過ごす5日間
志賀町富来B&G海洋センター(石川県志賀町)

日本財団助成事業

2019年7月29日(月)~8月2日(金)までの5日間、夏休み子育て支援事業の一環として、石川県志賀町富来B&G海洋センターにてBG塾を開催し、小学校1~6年生、20人が参加しました。

温水プールにスタジオに!「楽しく学べる教室は無限大∞」

志賀町富来B&G海洋センターには、25mの温水プールがあります。この温水プールと、海洋センター内にあるスタジオをメイン会場に「BG塾」が行われました。

プールでは水泳はもちろん、服を着たまま溺れた時の対処法を学ぶ「着衣泳」や、マリンスポーツとして人気のあるSUP(スタンドアップパドルボード)も体験しました。

スタジオでは、毎日、夏休みの宿題を行います。上級生が下級生に教えてあげる姿も見ることができました。

また、跳び箱をしたり、マット教室をしたりと思いっきり体を動かし、限られたスペースでも工夫次第で様々な活動ができるのです。

海洋センターだけが教室ではない?!「日本海も教室に大変身!」

  • 志賀町富来海洋センターの隣には広大な日本海が広がっています。海水浴場になっており、浜辺にはギネスに登録されていた「世界一長いベンチ」もあります。

    この海水浴場を教室とし、せっかくの夏休み、海に入らずにはいられないということで、海水浴を行いました。その他にも今世界で問題になっている「海ごみ」問題を学び、自分たちの身近な自然をきれいにしようということで、浜辺でのごみ拾い「ビーチクリーン活動」を行いました。

    さらに海水浴の定番!「スイカ割り」を楽しんで志賀町富来のBG塾は幕を閉じました。

  • 「世界一長いベンチ」皆さんも是非座ってみてくださいね

 

実施を通して

ここ、志賀町富来のBG塾では、海洋センター施設と近隣の自然環境を活用したプログラムが実施されました。プールでの活動をはじめ、走り方教室や、マット・跳び箱教室など、海洋センター指導員の指導スキルを発揮したプログラム展開が特徴でした。様々なスペース、環境を活かし、子どもたちに夏休みの学習と体験を提供したBG塾でした。

「BG塾」とは

共働き世帯やひとり親家庭の増加により、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、子どもがひとり、家で過ごす時間が増える状況にあります。長期休暇中に地域の人材を活用し、子ども達に宿題などの学習と、マリンスポーツや自然体験、運動・スポーツなどの体験活動を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

2019年度 BG塾 実施予定一覧

 

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