子育て支援事業2019年度「BG塾」レポート

遊びもスポーツも指導者の工夫次第!
高島市高島B&G海洋センター(滋賀県高島市)

日本財団助成事業

2019年7月29日(月)~8月2日(金)の5日間、夏休み子育て支援事業の一環として、滋賀県高島市高島B&G海洋センターにてBG塾を開催し、高島市の小学生、15人が参加してくれました。

お子様の自由研究に頭を抱える保護者必見!「ステンドグラスづくり」

夏休みの宿題の中で、子どもは勿論、親をも悩ませる「自由研究」。「自由研究どうしよう!」そのような保護者の声に応えて、高島市高島のBG塾では、“誰でもできる”ステンドグラスづくりをプログラムに採り入れました。

なんとステンドグラスづくりの材料は、墨汁やボンドなど百円ショップで揃うお手軽なものばかりなんです。

ボンドを早く乾かすためには温風をあてますが、猛暑の中加熱するのは大変なのでは・・・と思いきや、暑い夏がかえって味方してくれ、早く乾きました。

「買い物中、たまたまステンドグラスが目に留まってBG塾での実施を決意した。」とプログラムを主導した熱き男、工藤指導員は語ります。

  • 子供たちに説明する工藤指導員

  • ステンドグラスづくりに取り組む子供

大勢の人の前で話すのは苦手だな・・・そんな子必見!「人前での話し方講座」

大勢の人の前で話すことが苦手だという人は案外多いのではないでしょうか。

BG塾に参加した子どもたちも普段は元気いっぱいですが、大勢の人がいる場で注目を浴びると途端に声が小さくなり、どこか自信なさげになってしまう子もいます。そんなシャイな子どもたちに自信をもって話してほしいという思いのもと、高島のBG塾では話し方講座を行いました。

この講座では、名前や特技、好きなものを伝える自己紹介から始まり、友達の発表をみることで、子どもたちに人前での話し方について考えてもらいます。ほかにも、人と話すときの適切な距離を考える「近づいてみよう」というプログラムも実施、楽間指導員の「もっと近づいてみて」という言葉に対し、子供たちは「これ以上はむり~」とパーソナルスペースを実感している様子でした。

またこのプログラムでは、人の話を「(いろんな態度で)聞いてみよう」や、子供たちに楽しんでもらう工夫として、連想ゲームを用いた、出題者になって人前で表現する練習も取り入れました。

  • 「もっと近づいてみて」「もうムリ~」

  • 連想ゲーム

  • プールでは水難事故予防のためのプログラムを実施

  • べんきょう時間

高島市高島B&G海洋センターでは2019年度から新たにBG塾を実施し始めました。来年2020年度も実施を計画しております。

「BG塾」とは

共働き世帯やひとり親家庭の増加により、夏休みや冬休みなどの長期休暇中は、子どもがひとり、家で過ごす時間が増える状況にあります。長期休暇中に地域の人材を活用し、子ども達に宿題などの学習と、マリンスポーツや自然体験、運動・スポーツなどの体験活動を提供し、子育てをサポートする取り組みです。

Facebook BG塾の情報は、こちらでご覧いただけます

2019年度 BG塾 実施予定一覧

 

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