【B&G職員リレートーク】今後、ますます「AI」を活用して


広報課の仲田です。

 

去年のリレートークでは、「ますます進化するAI」について話しました。
今回、何にしようかと色々考えましたが、再び人工知能「AI」についてお話しします。

 

毎日、新聞を見ていると・・・

毎日、新聞を見ていると、まあ、AIに関係する記事の多いこと多いこと。この記事を目にしない日はない程です。改めて、近い将来の私たちの生活は、このAIで埋め尽くされているのだろうと思わずにはいられません。
先月29日、国はAIやロボットなど第四次産業革命の技術を活用した、「新産業構造ビジョン」を発表しました。ビッグデータを活用して、少子高齢化、地方経済の疲弊、エネルギーや食糧などの問題を解決し、経済成長を目指そうというものです。

 

AIで、日本も世界に遅れを取るな

AIで、日本も世界に遅れを取るな

 

個人の秘密は簡単に暴かれてしまう時代

また、翌日の30日、改正個人情報保護法が全面施行され、12年ぶりに大幅に制度が変更されました。これによって、個人を特定できないよう情報の一部に手を加える「匿名加工」をすれば、本人の同意なしにデータを外部に提供し情報を使えることになりました。これは、個人の行動などに関するビッグデータの利用を促し、産業創出で国の活力を高めようというものです。AIの開発には、このビッグデータが不可欠で、「21世紀の石油」とも言われています。
しかし、話が個人情報となると、知らないうちに自分の情報が利用され、思わぬ使われ方をされないかという不安が付きまとってしまいます。今では、個人が気軽に日常生活の写真や動画などをネットに上げますが、それらは次々とビッグデータとして紐付けられ、メールや通販の購入履歴、ウェブの検索履歴なども合わせると、その人の生活、行動、考え方まで全てお見通しとなってしまいます。”活用”と”保護”。この両立は、なかなか難しいことです。

個人の秘密は、どこまで守れるのか

個人の秘密は、どこまで守れるのか

 

一方で、5月中旬には世界規模のサイバー攻撃事件が起こりました。ウイルスがコンピュータ内に忍び込みデータに鍵を掛け使用不能にし、解除のためのお金を要求するという「ランサムウェア」が猛威を振ったばかりです。
改正個人情報保護法は、積極的に情報を集めて活用しようとするものですが、果たして膨大なビッグデータの管理は大丈夫なのでしょうか。コンピュータによって便利になった今日ですが、目に見えない電子データは、知らないうちに大量の情報が盗まれてしまう危険性を含んでいるので怖いです。
これからは、あらゆるモノがネットにつながる「IoTの時代」と言われますが、機器の制御システムにネットから侵入し、遠隔で設備を爆発させるなどの犯罪事件が、もう現実に起こっているのです。

 

 

いろいろな分野応用への期待

この6月1日、来年春卒業予定の大学生に対する企業の選考が解除されましたが、そんな中、採用の選考にAIを取り入れている企業が増えているそうです。
AIが、企業が求める社員像との適合性を判断することで、選考の時間短縮と評価基準統一による公平な審査が期待できるのです。しかし、学生にしてみれば、人ではなくコンピュータに判断されてしまうとも受け取られかねない心配もありますが・・・。
また先頃、自ら赤外線センサーやマイクで店員と客のやり取りを認識し、動きと会話を学んで再現できる接客ロボットのデモンストレーションが行われました。ロボット自ら学ぶため、誰でも簡単に教育できるそうです。

 

人間 vs AI

昨年3月、米国グーグル社の開発した囲碁AI「アルファー碁」が、世界トップクラスのプロ棋士に圧勝して大きな話題となりましたが、今度は、先月27日、中国の世界最強棋士との勝負で、アルファー碁は3戦全勝で圧勝しました。ディープラーニング(深層学習)により、自分で勝ち方を編み出すことを繰り返し、わずか数年で驚異的に進化して、ついに人間を追い越して決着したのです。
現在、AIが不得意とされる言語処理や感情の判断なども、今後ますます向上するCPU処理能力や処理情報量によりいずれはマスターし、あらゆる場面で人間を超えていくのでしょうか。

人間は、ロボットには勝てないのか

人間は、ロボットには勝てないのか

 

しかし、人間も進化していきます。2020年からの小学校のプログラミング教育必修化に備えて、実験授業や民間の教室が始まっていますが、ある教室に通っている小3の子供は、楽しく通って自作のプログラムを自慢したり、今ではインターネットや洋書で新知識を調べたりしているそうです。また、日常で起こった問題をプログラミングと同じように論理的にとらえ、「なぜ起きたのか、原因と結果があるはず」と、友達と一緒に考えるようになった子供もでてきているなど、何とも頼もしい限りです。
大昔は石器を使っていた人間が、今やこれだけの文明を築いてきました。完全ではない人間は、ややもすると間違いを起こすこともありますが、ずっと進化してきたのです。オギャーと生まれた赤ちゃんは、昔も今も同様に知識はありませんが、現代ではこんなに多くの高度なことを学び、更に進展させているのです。

赤ちゃんは、始めは何も知らない

赤ちゃんは、始めは何も知らないが・・・

これからも我々の子供たちは、新しい環境や学びによって、昔とは違ったものを吸収し、次々と新しい未来を切り開いて行ってくれるものと信じています。人間より勝るものを持っているAIを、どんどん活用して。

 

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企画部 広報課 仲田 有

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