子どもとの活動を楽しもう!



こんにちは、B&G財団企画課の美濃越です。
 
前回2022年3月のリレートークで4月から小学5年生となる娘のミニバスケ部活動について書きましたが、その続編です。
 
1月に6年生が引退し、ミニバスケットボール部の最高学年になった娘は、やる気満々で、平日7時からの朝練・午後練、土日は練習試合と、ほぼ毎日ミニバス漬けの生活を過ごしています。娘自身、日々の上達を実感しているようで、今が一番楽しく活動しています。


ただ一つ大きな問題があります。6年生引退後、部員が減り、部活動存続の危機を迎えています。
ミニバスの競技規則では、「試合成立には最低8人のプレーヤーのゲーム出場が必要」と定められています。以前は「最低10人」と定められていましたが、少子化等の影響で2019年のルール改正により下限が8人になりました。しかし、その8人の確保も危うい状態です。
 
部員が少ない理由の一つに、保護者が“引率などの活動をサポートする「当番」”を負担に思っていることがあります。
笹川スポーツ財団の調査では、「当番」の負担を理由にスポーツ活動を敬遠する母親は26.1%となっており、「当番」が間接的に子ども達を部活動から遠ざける要因の一つとなっています。
娘のチームの「当番」も、練習試合の引率や撮影、必要備品の購入などがあり、保護者の間に日々メールが飛び交っています。しかし無理せずに、各家庭の事情により、「やれることをしていこう」という方針に変わってきています。
 
ただ、「当番」には、面倒でもそれを上回るプラス面も沢山あります。子どもの成長はあっという間で、同じ目標に向かって、週末を一緒に過ごせるのも貴重な時間だと感じています。保護者同士での密なやりとりも、考え方を変えると、学生時代に戻ったようで楽しいです。
 
コロナ禍で声を出しての応援なども規制されていましたが、そろそろ解禁されそうです。伝統の応援歌なども先輩からやっと引き継げ、休憩時間に楽しそうに歌っています。マスクがとれる時期も近くなってきたようですから、歌声に誘われて、新たな部員が入りますように。そして、やりたい気持ちに背中を押す保護者が増えますように!
 
春が来て、子ども第三の居場所や海洋クラブにも新しい子ども達が増える季節です!子どものお迎えや一緒に活動をしたりとちょっと大変ですが、お迎え時に子どもと今日あったことを話したり、子どもと一緒に何かをやる機会を、大切にしていけたらいいなーと思います。
 

先輩から新人戦前にもらったホッカイロ

 


地方創生部 子ども支援課 美濃越 香織

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