保育園で広がる世界 ~家族で恐竜を楽しむ~


みなさん、こんにちは。B&G財団経理課の日比野です。まだまだ寒い日が続きますが、元気に過ごされていますでしょうか?
 
私には5歳の娘がいて、毎日楽しく保育園に通っています。彼女にとって保育園は、平日の大半の時間を過ごす大切な場所となっており、そこで様々な情報を獲得して、確実に自分の世界を広げています。
 
恐竜、プリキュア、ポケモン・・・我が家で娘に見せたことがありませんでしたが、保育園の先生や友達の影響で、名前や特徴を覚えてきては「ねえ、〇〇って知っている? ▽▽で■■なんだよ!」と教えてくれます。興味を持ったものに対する子どもの記憶力というのは本当にすごいと感心させられることも多いです。

絵本で恐竜の虜に
そんな娘が最初に夢中になったものは恐竜! 年少クラスの時の担任の先生が買ってきてくれた恐竜の絵本がすごくおもしろかったようで、子供達は奪い合って読んでいました。
 
この絵本をきっかけに、娘はすっかり恐竜の虜に(笑) 「家でも恐竜の本を読みたい」と言われ、初めて本格的な図鑑を買うことにしました。
 
娘は、図鑑と付属のDVDを見て、一人で勝手に恐竜の知識を深めていき、「(恐竜の名前)は、白亜紀にいた恐竜で草食、〇mの大きさだったよ。歯は■■なんだって」というようなことを楽しそうに話すようになりました。そして恐竜に全く興味のなかった私も、少しだけ恐竜の名前がわかるように…

図鑑の知識と実体験をセットで
この図鑑購入をきっかけに、私は、数年前に「B&G全国教育長会議」や「指導員研修会」で講演いただいた東北大学の瀧靖之先生のお話を思い出しました。
 
瀧先生の講話は「夢中になる体験や知的好奇心は、脳を育てる一番の原動力!そして好奇心が芽生える時期に世界を広げてくれるのが図鑑。図鑑で得た知識とリアルをつなげる体験を繰り返すことで、より知的好奇心が刺激されるが、その際に親子で一緒に楽しむことが大切である」といった内容でした。
 
そこで「せっかく恐竜に興味を持ったのだから、上野の国立科学博物館に行ってみよう!」と思い立ち、恐竜の化石を実際に見に行きました。ティラノサウルスやトリケラトプスの実物大の化石はとても迫力があり、家族みんなで大興奮!また、恐竜の化石以外にも、地球誕生から生命の誕生を経て現在に至る約46億年をアニメーションにまとめた「地球史ナビゲーター」やハワイの実業家から寄贈された動物の剥製など、子供の目を釘付け&夢中にさせるものがたくさん!何度も訪れたい楽しい場所を見つけることができました。
 
 
家族のおでかけで恐竜を楽しむ
その後、恐竜を楽しめる場所に行くことが家族のおでかけの目的の一つになりました。東京ドイツ村の「ジュラジャーマン・ライド」、茨城県自然博物館、神奈川県立生命の星・地球博物館、福井県立恐竜博物館、かつやま恐竜の森、かつやまディノパーク、どきどき恐竜発掘ランド等…
 
中でも福井県勝山市(B&G海洋センター所在自治体)にある福井県立恐竜博物館は、世界三大恐竜博物館と言われるだけあって、かなり見応えがありました!現在は改装中ですが、2023年夏にリニューアルオープンするそうなので、行ったことある人にもない人にもおすすめです!
 
最近、娘に「恐竜博物館の何が楽しい?」と聞くと「恐竜をモチーフにしたお子様ランチが食べられること!」という、なんとも食いしん坊の彼女らしい回答が… 図鑑で得た知識とリアルをつなげる体験によって、知的好奇心よりも食欲が刺激された感じとなりました(笑)が、まだまだ娘の恐竜ブームは去ってはないようなので、引き続き、めげずに家族みんなで恐竜を楽しみたいと思います。

 
 


総務部 経理課 日比野 小百合

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