【B&G職員リレートーク】地域の頼れる場所・人を見つけよう!


こんにちは、海洋センター・クラブ課の日比野です。今年の4月に、8ヶ月の娘を保育園に預けることができたので、職場復帰しました。

 

そんなに長く休んでいた方ではないと思うのですが、職場に戻った当初は、なんだかふわふわとしていて地に足が着いていない不思議な感覚がありました。5ヶ月経った今は落ち着いています(笑)

 

全国の海洋センター・海洋クラブのみなさんと、地域を元気にする色々な取組をしていきたいと思っていますので、改めてどうぞよろしくお願いします。

 

保育園で活発に活動しているため、娘は夕飯途中で寝てしまうことも

保育園で活発に活動しているため、娘は夕飯途中で寝てしまうことも

 

 

子育ては24時間勤務?

 

みなさんは「孤育て」「ワンオペ育児」という言葉を聞いたことはありますか?

実家は遠く子育てで頼ることができない、頼るべき夫は子育てに無関心、子育てをするのが母親だけという環境を言います。

 

幸いにも、私の実家は電車で2時間位の所(結構遠い?)にあり、夫と家事・育児を分担しているので「孤育て」をしているとは思っていませんが、育休中は孤独を感じることもありました。昼間、夫は仕事で不在ですし、夜間も働いている夫が夜泣きで睡眠不足になるのはよくないと思い、私と子どもは別室で寝るようにしていたことが大きな原因かもしれません。月齢が低いうちは、夜中に3~6時間ずっと泣いているなんてこともあり、一人途方に暮れることも…毎日、頭の中は「24時間闘えますか~♪」という栄養ドリンクのCM音楽がすっと流れている状態ですね。

 

こんなに長く泣き続けることができるなんて、体力があるな…と感心してしまうことも

こんなに長く泣き続けることができるなんて、体力があるな…と感心してしまうことも

 

寝不足と赤ちゃんのお世話が頻回必要&場所を選ぶ(オムツ交換や授乳ができる場所が必要)ということが相まって、私から外出しようという気力が奪われていきました。全てを面倒くさく感じ、特に何をしたということもなく、子どもの世話をするだけで、気がついたら1日が終わっているのです。

 

 

子育て支援センターに感謝

 

出産から2ヶ月経った頃、産院で、月齢が近い子どもを持つ母親を集めたお茶会がありました。これは、産後は孤独になりがちなので、地域の人とつながれる場所・機会を提供しようと始められたものだそうです。久しぶりに化粧をして出かけ、慣れ親しんだ助産師さんに育児の相談にのってもらい、近所に同じ境遇の知り合いをつくり、おしゃべりができ、とても充実した時間を過ごせたなと大満足な1日でした。

 

出産前は、当たり前のように、好きな時に好きなように出かけ、好きなことをしていましたが、産後は思うように行動できずにいたので、久しぶりに人とつながることができ、とても楽しかったのです。

 

これに味を占めた(?)私は、数日後に近所の子育て支援センターへと足を運びました。ママ友とかちょっと面倒くさそうだし、すでにできている輪の中に入れるかしら?などの不安はありましたが、行ってみたら、そんな心配は全く不要でした。そこにいるのは、私同様に何らかの育児の悩みを抱え、大人との会話に餓えている人達ばかり!新参者が来てもあたたかく迎え入れてもらえました。

 

また、火曜日~木曜日には、ボランティアの人達が、子育てに役立つイベントを開催してくれています。身体測定会やリトミック、絵本の読み聞かせ、折り紙教室、離乳食講座、保健師さんへの相談会などなど…人とのつながりを持つことができ、さらには、楽しみながら子育て情報までゲットできるのです!

 

大きな組み立て式の滑り台で楽しそうに遊ぶ赤ちゃん

家にはない大型おもちゃで遊べるので子供もうれしそう

 

しかし、20年前には今のような環境は整っておらず、母親と赤ちゃんが気軽に集まり、交流できる場所もイベントもなかったそうです。そこで、自分達でそういう場所や機会を作ろうと現在のボランティアの方々が頑張って活動を継続・拡大してくださいました。私達はその恩恵を受け、地域に頼れる場所・人を見つけることができたのです。ここで出会った人達とは戦友のようになり、復職した今でも情報交換したり、家族ぐるみで遊んだりしています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

今、一人での子育てに少し疲れを感じている人がいらしたら、多少億劫でも、近くのこのような場所に顔を出してみることをおすすめします。小さな一歩が、自分の世界を少し(いえ、だいぶ?)広げてくれると思いますよ!

 

 

B&G海洋センターの重要性が増す!

 

数年前から、B&G海洋センターはスポーツ施設としてだけでなく、地域コミュニティーの役割も果たす施設へと変化しつつあります。

 

ロビーに子どもが遊べるスペースを設けたり、オムツ交換台やベビーベッドを設置したりと子育て世代も気軽に立ち寄れるようにと様々な取組がされてきました。それにあわせて、子育て家族向けのイベントも多数開催されており、この職員リレートークの場でも紹介されています。

 

全国のB&G海洋センターでの取組が、人と人とのつながりを作り出し、人を元気にしてくれる場所として、地域で愛され続けることを期待しています!

 


総務部 経理課 日比野 小百合

3 コメント

  1. 四国 徳島県阿南市  金久 博   より:

    現在、お子様は1歳3か月でしょうか。毎日、元気に動いてご家族にも片言の言葉をいろいろと言っているのではと思います。今年の夏は、猛暑でしたし、豪雨や台風など次々と襲来しなかなか気の休まる時がなかったかもしれませんね。しかし、子供はたくましく育っていきます。3歳くらいまで大変でしょうが健康に留意して元気に子育てにお仕事に頑張ってください。 また、お会いできます事楽しみにしております。そしてお子様の様子などを聞かせてください。 秋から冬に入ります。風邪などひかないように。 

  2. 四国 徳島県阿南市  金久 博   より:

    言い忘れましたが、何につけ、家族や友人、同じような環境の人たち、職場の方々など、気軽に話を交換できる人たちがいることで様々なストレスも和らぐのではと思います。そんな皆さんを大事にされてください。BG地域海洋センター活動においても、BG指導員や関係の方々が多くいれば、活動について実践内容についても相談ができます。控えめな指導者も勇気を出して話をしてみる意見を出してみることで成長するのではと思いますので。

  3. 匿名 より:

    金久さん、あたたかいコメントありがとうございます。入園直後の4~5月は、娘は体調を崩すことが多く、病児保育&じじばば保育(私の両親)のお世話になりっぱなしでした。1歳2ヵ月になった現在は、熱を出すことも少なくなり、元気いっぱい歩き回っています。冬はインフルエンザやノロウィルスなどが恐ろしいですが、なんとか乗り切っていかないとですね。 仕事も子育ても、気軽に相談できる人が身近にいるというのはありがたいですね。大切にしていきます。 また、お会いできるのを楽しみにしています。

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