【B&G職員リレートーク】身近にあふれる自然


こんにちは!総務課の中島です。
10月が近づき、財団事務所前の銀杏並木からも、少しずつ秋らしさを感じる季節になってきました。
ようやく身体を動かしやすい気温になりましたので、外出して運動や散歩を楽しまれる方も多いのではないかと思います。
 
 

私は娘が乗り物と散歩が大好きなこともあり、よく二人で散策に出かけます。最寄り駅から数キロだけ電車やバスに乗った後、近くの河川敷や公園を歩きますが、毎回違う場所に足を運びながら、近頃は東京の自然を再発見しています。

近くの河川敷や公園

 

東京には自然が無い?!

地方から(しかも、かなり田舎・・・)から移り住んだ自分にとって、東京と言うと一緒くたに「都会」というイメージが強く、そこから自然を感じるという発想があまりありませんでした。何度となく河川敷や公園付近をランニングしても、ただ通り過ぎるだけ。
 
 
しかし子供と一緒にいると、自分では気にも留めなかった所から自然を発見することができます。色鮮やかな草花だけでなく、草むらの中にいるショウリョウバッタや側溝付近に集まるシオカラトンボなどを見つけてくるので、「こんな生き物がいるんだ」と自分も捕まえて楽しんでいます。しかも地元では、それほど多くのシオカラトンボを見なかったので、この年齢になって、その青色に感動したりしています(笑)

虫①

虫② シオカラトンボ

 

天然の教科書

娘に図鑑を見せながら生き物の名前を教えていると「アメンボが見たい」と言われたことがあります。ちょうど5月末だったので、池のある公園を探して行ってみました。
自分の故郷ならば、梅雨の時期であればどこでも見つけられるアメンボ。「本当に居るのかな」と不安になりながら行ってみると、しっかり居てくれました(涙)。
 
 
ほっとしながら娘に目をやると、水の上に浮かぶ不思議な昆虫に興味津々な様子。
池の周りには網やバケツを持った子供たちもいて、水棲生物を捕まえて、自慢の生き物を見せ合っていました。
実際に「見て」「触れる」ことで何かを感じ、理解を深めていく。当たり前のようなことですが、その大切さを感じます。何よりも、遊んでいる子供たちが飽きずに没頭している姿をみて、自然の中で学ぶことの意義を改めて考えさせられました。

 
 

身近にある自然の魅力

日本は身近に自然があり、様々な生物が生息・生育していて、海山川など周囲の環境や規模に関わらず様々な体験をさせてくれます。
特に見慣れた場所ではつい見過ごしてしまいがちですが、子供が持つような「興味」というアンテナを張って周囲を見てみると、新たな発見があったりします。そんなちょっとした驚きが、平穏な日常に楽しさや刺激を与えてくれるような気がしています。
 
 
これから秋から冬へと季節が変わる中、なかなか昆虫などの生物採取とはいきませんが、これからも外に出て、子供と共に自然の中で色々な体験をしてみたいと思います。
今秋、皆さんもぜひ身近な自然と触れ合ってみてはいかがでしょうか。
 
 


総務部  中島 博臣

1 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川文輝 より:

    中島さん、お世話になっております。コメントが遅くなり失礼しました。子どもたちの自然体験は、勉強では得られない教材がいっぱいあります。自然に触れ合うことにより心豊かな人間形成にもつながると思います。自分の長男が、小学校入学前の適性検査で、当時、虫などが大好きだったため、小学校の先生からQ虫かごとバッタがいます、これはどうしますか?A逃がします。では、Q金魚鉢と金魚がいます。どうしますか?A逃がします。再検査がありましたが、勉強させ入学しました。笑 いまでは、教育実習に行き体育の先生を目指しています。当時を思い出しましたが、そんな体育の先生も恐縮ですが、今の時代必要な人材かもしれません。

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