『生き物から教わる感情』 


みなさんこんにちは。海洋センター・クラブ課の若林です。

6月に入り、気温が高くなるにつれて外では色々な生き物の鳴き声が聞こえてくるようになってきましたね。

さて、今回のリレートークはそんな「生き物」について書くことにしました。

 

私は小さな頃から虫取りや川遊び、海へ行くことが好きでした。自然の中で様々な生き物に出会い、その面白さに惹かれ、いつの間にか生き物が好きになっていました。

 

カブトムシの幼虫を見つけてきては成虫になるまでを観察したり、セミの幼虫を家のカーテンにくっつけて、羽化する瞬間を夜な夜なじっと見守ったり、「生き物の生き方」はなんて不思議なのだろうと胸を膨らませていた子ども時代でした。

これまでに、うなぎやインコ、犬などいろいろな生き物を家で飼っていましたが、今回は「うずら」についてお話したいと思います! ※ヤドカリではありません

 

学生の頃、孵卵器を購入し、家でヒメウズラの卵を孵したことがありました。

 

 

卵にヒビが入り、ピキピキと割れ目が広がり、ひょっこりと、ヒヨコが顔を出して「ピーッ」と鳴きました。ピーピー鳴きながら3匹生まれたので、

うっぴー

ずっぴー

らっぴー

と名付けました!

命の誕生を間近で見て、とんでもなく感動したことを今でもよく覚えています。

(その後しばらくは、中華丼などに入っているウズラの卵が食べられなくなりました笑)

 

ヒヨコ時代

 

うずらはどんな飛び方をすると思いますか?

床に対して垂直に、思いっきり高く飛んで、そのまま下に降りてきます。そうです。全然移動していません笑 一般的にはもう少し飛べるのか?我が家のうずらだけだったのか?答えは定かではありませんが、家中を駆け回りながら、すくすく成長していく姿は、喜びや可笑しさ、沢山の感情をくれました。

 

大きくなった姿

 

昨年、3匹のうずら達は寿命で亡くなりましたが、この生き物の飼育を通して、命の誕生から、生きているものには終わりがあること、命の尊さを感じました。

皆さんは大事にしているペットはいますか?忘れられない生き物との出会いはありますか?

子どもの頃に実際に見たもの、体験したことを、大人になってもふとした瞬間に思い出すことがあるのではないでしょうか。

画面を見ているだけでは感じられない、ワクワクするような気持ちを、皆にも感じてもらいたい、そういった体験ができる機会をつくれる大人になりたい!そう子供心に思っていた気持ちに、今も変わりはありません。そんな大人になれるよう、頑張っていきたいと思います!


事業部 海洋センター・クラブ課  若林 奈々

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