【B&G職員リレートーク】三度「AI」


こんにちは、広報課の仲田です。
過去2回、私は人工知能「AI」について話してきましたが、この話題、新聞でもますます事欠かず、三度「AI」についてお話ししたいと思います。

 

 

AIが個人の特徴を予測する

 

基盤のデザインをあしらった、AIのイメージロゴ私はしばしば通販を利用しますが、その購入履歴や検索情報から、私の好みを予測しておすすめや広告情報を表示してきます。

 

私が知らなかった情報が得られるときもあり便利ではあるのですが、マイナンバーで各個人がID管理され、「IoT」の時代ですべてのものがインターネットにつながりそれが紐付けられ、分析されてしまうかもしれません。

 

今、その技術「AIプロファイリング」というものが広まっているそうです。
ビッグデータにより、個人の行動や性格、趣味、健康状態などを予測できるとされ、既に一部は実用化されています。人材採用や融資の信用判断、裁判での人権判断などへ取り入れられようとしています。

 

米国の融資のAIソフトでは、「特定の相手に電話している人や、規則的に移動している人は返済率が高い」と分析しているそうです。

 

 

スマホで丸裸

 

AIは素晴らしいとは思いますが、なぜかいつも「怖い」という気持ちが付きまといます。

 

私たちは、毎日、スマホを使い、個人IDに紐付いた状態でインターネットにつないでいろいろな情報を送っています。ただ持っているだけでも、GPS機能で今どこにいるのかわかってしまいます。

 

最近では、「スマートスピーカー」と呼ばれるインターネットと接続し、人の音声を認識して質問や命令に応えてくれる暮らしをサポートするワイヤレススピーカーも出回り始めています。

 

AIスピーカーの画像これらが、私たちが知らない間に集められ、紐付けされると、まさしく個人の行動や性格、趣味、健康状態など丸見えです。親や配偶者など、その人とどんなに長く接している人より、いいえ、本人しか知らないプライベートさえも、AIは見抜いてしまうでしょう。
先日、テレビを見ていると、AIがある問題の解決策を出したのですが、意外な結果に私は愕然としました。

判断の過程が複雑すぎて、なぜそうなったのか我々には理解できない、全くのブラックボックスなのです。将来、周り中ブラックボックス化したシステムの社会で、我々はそれを信じ不安なく生きていくことができるでしょうか。

 
人間の違い

 

ますます膨らむビッグデータを複雑に解析するコンピュータが出す判断には、私たちが「なぜ?」と疑問を挟む余地はないものなのでしょうか。人間も、かなり複雑な判断ができるでしょうが、AIの超高速な自己学習機能には勝てないのでしょうか。
人間の横顔と脳の図いいえ、人間はそれほど一筋縄ではいかないものだと思います。気まぐれで、不安定で、理屈では判断できない行動をします。
AIの超高速な自己学習でも意外性には弱く、自分の考えの間違いに気づかず、暴走し始めたら止まらない気がします。それができるのが人間。ゆっくりで、多くの処理はできないけれど、大局を見て、途中で立ち止まりじっくり考え、引き返すことができると思うのです。

 

 

 

自動運転車の死亡事故

 

車のハンドルのイラスト先月18日、衝撃的な事件が起きました。

AIを代表する応用技術で、現在、自動車産業の未来とされる自動運転車。その試験走行中に、初めての歩行者死亡事故が起きました。配車サービスの米ウーバーテクノロジーズが、アリゾナ州において自動運転車で試験運行中、女性の歩行者をはね、死亡させたのです。

 

 

責任はどこにあるのか。法律整備が追いついていないこの新技術の実用は、じっくりと考え直すよい時期なのかもしれません。
AI革命は、インターネット革命以上に大きな衝撃となるといわれていますが、大きな不安要素を含んでいます。要所々々にはチェックポイントを設け、ゆっくりでもそこから正しい判断が下せるような仕組みをつくっておくことが必要でしょう。事を急かず、欲に負けずにじっくり考え、将来、最後の判断をしっかり下せる人材を育てなければならないと思うのです。

 
AIバイク

 

バイクのイラストところで、こんな面白い開発が進んでいます。
国内の二輪車市場は、現在、1982年のピーク時の10分の1近くに落ち込んでいるそうです。特に、排気量50㏄クラスの小型バイクの落ち込みが激しいそうですが、半面、400㏄を超える大型バイクは、定年後の熟年層のリターンライダーなどで堅調だとか。

 

そういう自分も、数年前からリターンした身です。四輪車と違い二つだけのタイヤで、何もしなければ倒れてしまうバイクですが、大手メーカーのホンダは、ハンドルを小刻みに制御しバランスを保ち、運転者なしでも「倒れないバイク」を開発中だそうです。また、ヤマハ発動機は、時速100キロ以上の速さで運転できる人型ロボットを開発中だとか。

 

そんなこんなを考え熱くなっていたら、電子音で目が覚めて、またいつもの朝が始まっていました ^_^;
・・・  完

 

 

 


企画部 広報課 仲田 有

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