お祭りで地方の魅力を感じよう!
こんにちは!子ども支援課の牧岡です。
皆さん、今年の夏はお祭りに行きましたか?日本国内の祭りは、『日本の祭り文化事典』によると、約1,200もあるそうです。 さらに地域の小さな祭礼なども含めると30万近くにもなると言われ、祭りは生活の中で脈々と受け継がれてきたイベントであると言えます。
特に夏から秋にかけてお祭りが多いそうで、私の地元でも夏に大きなお祭りが開催されました。
● 柏崎ぎおん祭り(新潟県柏崎市)
新潟県の花火大会というと、「長岡花火」が有名ですが、実は隣町の柏崎でも大規模な花火が上がるんですよ。
新潟県柏崎市では毎年7月24~26日の三日間、「柏崎ぎおん祭り」が開催されます。このお祭りの最大の魅力は、お祭り最終日の夜空を彩る「海の大花火大会」です!
江戸時代末期、京都の八坂(やさか)神社の流れをくむ柏崎の八坂神社が、祭礼に花火を打ち上げたのが始まりといわれています。明治、大正、昭和、平成、令和と時代は変わっても柏崎の夏の風物詩として市民に親しまれてきました。
美しい海岸線をバックに、1時間30分の間に約1万6千発もの花火が、海中空に次々と打ち上がり、柏崎の夜を彩ります。大迫力の「尺玉100発一斉打上」では、開花直径300メートルの尺玉100発が、幅1500メートルにわたり一斉に打ちあがります!

尺玉100発一斉打上 打上時

尺玉100発一斉打上 開花
また、柏崎の花火と言ったら海面で花開く海中花火というものがあります。海の中に火薬を投げ入れて、半円の花火が海中から咲きます。実は、花火の火薬は燃えているのではなく、化学反応で爆発しているそうで、酸素を含んだ薬品と炭素とが結合して燃焼現象を起こし、爆発します。この化学反応によって、海の中でも火が消えないのです!

左下が海中花火です!
さらに、祭り期間中には、地域ごとの「お囃子」や「みこし」が街を練り歩き、街全体が熱気に包まれ、地元の特産品を使った屋台も充実していて、柏崎の文化や味覚を楽しむことができますよ!
日本各地のお祭りは、どれもその土地の文化や歴史を感じられる特別なイベントです。
しかし近年では人口減少や高齢化、ライフスタイルの変化など、地域社会を取り巻く状況が大きく変わってきているため、祭りの活力も衰退傾向にあるそうです。
お祭りは、地域のあらゆるコミュニティが集まる唯一のコンテンツであり、地域の特徴が表れ、かつ地域の団結を確認できる場でもあります。地域のアイデンティティを形成し、地域のつながりを強くするという、祭りが持つ役割は非常に大きいと思います!
今年の秋は、それぞれが独自の魅力を持つ地域のお祭りに足を運んでみてはいかがでしょうか?
地元PRの良い記事ですね。尺玉の花火は一度、見てみたいです。 伝統文化を後世に繋げていくことが町の活性化にもなると思います。
1度は新潟に行ってみたいですね(*´ω`*)♪