【B&G職員リレートーク】センター・インストラクター養成研修での新たな試み
職員リレートーク7月初旬の福岡県・大分県での集中豪雨災害のお見舞いを申し上げます。
皆さま、こんにちは。事業部の遠藤です。
6月6日から7月5日まで1カ月に亘り、沖縄県本部町海洋センター・マリンピアザオキナワで実施されていたセンター・インストラクター養成研修が無事に終了し、修了式後に研修生76名は、それぞれの海洋センターへ旅立っていきました。
今回、アドバンスト・インストラクターとアクア・インストラクターを統合した新たな資格であるセンター・インストラクター研修の1回目であると同時に、さらに一つの新たな試みが実施されました。それは、職員4人による研修生一人ひとりに対する面接です。目的としては、海洋センターの利用率3%を向上させるための方策について話し合いでした。
海洋センターは、スポーツ施設であると同時に、誰でも気軽に集える“コミュニティ施設”としての役割が増しており、それに合わせて財団では「コミュニティモデル事業」や「コミュニティ付加改修事業」を取り入れ、3年前からコミュニティ施設としての機能を付加する支援を行ってきています。
今回、研修も終了間近の7月1日~3日にかけて行われた面接では、少子化・人口減少の中、スポーツであれば施設の利用空白時間帯に、どのよう層をターゲットとして呼び込むことが可能か。また、スポーツ以外であれば、ミーティングルーム等を利用した文化的な活動等を呼び水に、新たな利用層の開拓と海洋センターを場としたコミュニティを創ることなどを相談しました。
もちろん、1類上屋付きプールではスペースがないため、水泳以外の利用が行いづらいのは理解しています。ただ、センター・インストラクター研修となったことで、海洋レクリエーションも実習しており、近隣の海洋センター艇庫施設や海洋クラブからカヌーなどを借りて海レク活動なども可能となったとの話をいただくことができました。
研修生からは、先ず海洋センターに来てもらうためのイベントを実施してから、スポーツや海洋センターで出来ることに興味を持ってもらうように取り組みたいなど、高いモチベーションを感じた面接となりました。
今後、面接した指導者の皆さんとは、引き続き連絡を取りながら、彼らの取組を見つつ、一緒になって利用向上に取り組みたいと思います。
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