【B&G職員リレートーク】人にしかできない仕事を!
職員リレートークこんにちは!海洋センター・クラブ課の中村です。
私は通勤電車の中でネットニュースを読むことが日課になっているのですが、先日驚くべき記事を目にしました。
その内容は、あと10~20年後、今ある仕事の半分が機械に奪われてしまうというものでした。
野村総合研究所の共同研究によると、2030年には日本の労働人口の約49%が、技術的に人工知能(AI)で代替可能になるとのことです。
まさか!?と思いながらも、最寄り駅前のスーパーでは無人のセルフレジが導入されており、機械化の波を生活の中でも感じるようになりました。
セルフレジが導入されているスーパーでは導入前よりもレジ台数が増え、行列が緩和されスムーズに買い物ができるようになりました。私もよく利用しますが、自分で商品を「ピッ」とするのが楽しい!
また、ネット通販最大手のアマゾンは、人工知能やコンピュータービジョンを駆使することで、レジでの精算なしで食品を買うことができるコンビニエンスストアをシアトルにオープンしました。こうした流れは、店側としても人件費削減などのメリットがあり、今後ますます広がっていくのではないかと思います。
目まぐるしく変化する時代だからこそ求められる人の力
機械化や自動化が進み便利な世の中になり、生活が豊かになっていく。良いことだと感じますが、それだけでは少し寂しい気もします。
一方で自宅近くのスーパーには機械化の波は及んでいないのか、店舗のスタッフがレジを打ってくれます。そこのスタッフは気持ちのいい挨拶をしてくれ、会計時にはベビーカーに乗る我が子に「今日も元気だね!」「バイバイできるようになったの!?」など毎回優しく声をかけてくれます。ただ夕飯の買い出しをするだけなのに幸せな気持ちになります。
こういった温かみのある行為は、人だからこそできる仕事なのではないでしょうか。
B&Gの事業も同じことが言えると思います。
事業参加者の方にちょっとしたお声掛けをする。水辺の安全教室で初めはうまく背浮きができなかった子が、授業の後半で少し浮けるようなったことに気づき褒めるなど、人だからできること、人にしかできないことが多くあるのではないかと思います。
目まぐるしく変化し便利になっていく世の中だからこそ、それに対応し、血の通った仕事をすることが重要だと、私は考えます。このことを念頭に置き、日々の業務や事業に取り組んでいかなければならないと感じています。