新年のご挨拶と災害支援


明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い致します。
 
防災推進課の西村です。
 
1月1日から能登半島での地震が発生し、深刻な被害状況と伺っております。また、発災から2週間程が経過いたしましたが、寒さや食料・水不足など課題が山積しており、対応されている自治体の方も含め、大変な状況かと思われます。
 
その中で各地から被災地への支援も日々進められている状況です。
 
B&G財団では被災地の物資運搬へのニーズが高いことから、現在全国54か所に設置した防災拠点より、配備したスライドダンプが続々と被災地に入り、現地で活動する日本財団やNPO団体と連携した復興支援を実施しております。

被災地へ向かうダンプ

被災地へ向かうダンプ


また、前回のリレートークでも記載しました「サウナ」業界も、被災地の寒さや体調不良を少しでも解消しようという動きもあるようです。被災地である七尾市の田鶴浜体育館には、テントサウナが設置され、被災者の入浴支援を始めているとのニュースがありました。テントサウナは暖をとれることはもちろんですが、水を沸かすことが不要であることや、風呂に比べ節水効果もあるとされております。さらに、サウナ以外にもプライベートスペースなどにも活用できるため、今後非常時の備えとしてさらに注目が集まりそうです。

上松町テントサウナ

防災拠点のある長野県上松町にもテントサウナ配備


東京の入浴施設も、売り上げの一部を被災地に支援する、被災した「見附島」を浴場の壁に描くなど、様々な支援が行われております。
 
B&G財団防災推進課として全国の防災拠点等と連携した支援を行うとともに、一市民として、社会活動の中で少しでも被災地の皆さんの支援ができればと思います。


地方創生部 防災推進課 西村 直己

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