【B&G職員リレートーク】使い捨てカイロが水を綺麗にする?
職員リレートークこんにちは、事業部の宮嵜です。
コロナ禍が続き、なかなか自然環境の中でマリンスポーツを楽しむ機会がなく、「早くきれいな海や川で遊びたい!」と日々考えています。
そのような中で、「使い捨てカイロで 水質を改善させる」というニュースを見ました。
冬場には欠かせないアイテムの使い捨てカイロですが、(夏場の冷え性対策に使われている方もいますが……)私は使い終わったら燃えるごみとして廃棄していました。
しかし、この使い終わったカイロを活用して「池や川の水質改善」に取り組んでいる団体が「Go Green Group」さんです。
同団体の解説によると、使い捨てカイロが水質を改善する仕組みは、次の通りです。
①使い捨てカイロに含まれる鉄が、水中で二価鉄イオンになる
②ヘドロに含まれ悪臭の元となる硫化水素と、二価鉄イオンが結合して硫化鉄に変わるため、悪臭が除去される
③また、二価鉄イオンはヘドロを酸化分解し、酸素供給効果をもたらす
④それによって水中の微生物の種類が変わり、水質が浄化される
Go Green Cube
同団体が、使い終わったカイロをリサイクルして作る水質改善の特効薬が、「Go Green Cube」です。
使い終ったカイロから鉄を取り出し、酸を添加してキューブ型ペレットに加工して、油圧プレス機で高圧をかけて固めて作るそうです。環境に有害な接着剤を使わなくても、圧縮によって固形にできるそうで、このGo Green Cubeがヘドロで溜まって汚れてしまった川や湖や海を鉄イオンの力で浄化します。
地球環境にやさしい取り組みに賛同し、未来の子供たちに綺麗な海や川を残していきたいので、今年の冬には、使い捨てカイロを廃棄せず、環境のために役立てたいと思っています。
宮﨑さん、お世話になっております。 自分の住む隣町に高津川あります。ここの鮎や鰻、河口の大蛤はとても美味しく人気があります。近年上流の水害があり、なんとか清流日本一を取り返そうと実行委員会が立ち上がり、鉄粉炭団子を作られ、一緒に川に置き作業した事を思い出しました。なかなか結果がでませんでしたが、昨年、清流日本一を奪回され、高津川という映画も制作されました。 コロナ禍で高津川水泳マラソンも今年も見送りになりましたが、少しずつ出来ることから挑戦して行きます引き続き宜しくお願い致します!