【B&G職員リレートーク】コロナ禍でも活発に活動する海洋センター・クラブ


 

みなさん、こんにちは。企画部の清水です。

 

今年はコロナ禍で夏場を中心に予定されていた大会やイベントの中止や延期が相次ぐ中で、子供たちのため、地域のために活発な活動を行っている海洋センター・クラブが数多くあります。今回は上半期に海洋センター・クラブ実施された活動で印象的だった事例を2つを紹介します。

 

 


コロナに負けない、楽しい夏の思い出をつくろう!
瀬戸内市と備前市の「海洋クラブ交流会」

 

2020年8月9日、岡山県瀬戸内市と備前市が合同で海洋クラブ交流会を行いました。コロナ禍で多くのイベントやスポーツ大会が中止となるなかで、少しでも子どもたちが海を楽しむ機会を設けようとこのイベントを企画。当日は瀬戸内市と備前市から39人が参加しました。

 

当日は9時に瀬戸内海洋クラブの活動拠点である牛窓ヨットハーバーに集合。メンバーの自己紹介の後、全員で準備をして出艇。カヌーとローボートに分乗して、3キロメートル先にある「黒島」に向かいます。

 

黒島に到着すると、子どもたちは真っ先に海に飛び込んで大はしゃぎ。昼食は保護者とサポートスタッフでつくったカレーライスをみんなで一緒に食べました。昼食後はバナナボートに乗ったり、貝殻を拾ったりしながら海遊びを満喫しました。きれいな景色と風の心地よさが印象的な楽しい一日となりました。

 

 

 


新型コロナ対策を想定した避難所開設訓練
「御嵩町防災訓練」を実施

 

 

御嵩町海洋センター(岐阜県)で2020年9月6日に「御嵩町防災訓練」が実施されました。

町民の防災意識を高めることを目的に、今年は新型コロナ対策を想定した避難所開設訓練を実施。

訓練では実際の備品を使用し、避難所開設のための手順を確認。体調チェックシートの記入や発熱の疑いがある人への対応など、新たに増えた確認事項もシミュレーションされ、防災リーダーからの具体的な質問をもとに対応を検討しました。

 

訓練を終えた職員から「床やパーテーションの消毒方法をマニュアルに追加する必要がある」「災害時には人手不足になることも考えられるため、応援体制を見直したい」といった反省点が挙がり、実践的な取り組みになったことがうかがえます。こうした取り組みを重ねることで「想定外の事態」が減っていくのではないでしょうか。

 

 

 


各地の海洋センター・クラブでは、コロナ禍にあっても3密の回避、手指および器材の消毒、マスク・マウスガードの着用などの対策を徹底し、事業を実施しています。

 

海洋センター・クラブのユニークな活動は公式サイトの「行こうよ 海洋センターへ!」で紹介していますので、ぜひ一度ご覧になってください。

 

子供たちのため、地域のために規模を縮小したとしても、一つ一つ着実に実行していくことが重要だと思います。

 

 


地方創生部 防災推進課 清水 康雄

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