【B&G職員リレートーク】カヌーの経験から


皆さん、はじめまして。今年度入職しました事業部海洋センター・クラブ課の亀谷智哉(カメガイ トモヤ)です。

 

今年も残すところわずかですね。本来ならば東京オリンピック・パラリンピックが開催される年でしたが、新型コロナウイルスの影響が悔やまれます。

来年こそは、オリパラ開催を待ち望んでいます。

 

さて、今回はオリパラ種目でもあり、私が学生時代に打ち込んでいたカヌースプリント競技の経験からお話させていただきます。

 

 

私は、高校時代にカヌースプリント競技に出会い、大学までの7年間カヌー部の活動に打ち込んできました。(本当はバスケットボールがしたかったのですが、高校にバスケ部がありませんでした。)

 

カヌースプリントは水上のF1とも言われ、静水面で一定の距離(基本1,000m)と水路(レーン)を決めて、複数の艇が一斉にスタートし着順を競う競技です。陸上競技の水上版を想像していただくと分かりやすいと思います。

 

 

大学時代の私は、カヌーを40㎞漕ぎ、その後ウエイトトレーニングを1時間行う練習をしていました。冬場は髪の毛が凍るような環境でも練習を続ける中で、毎日思うことがありました。「カヌーやめてやる」です。今思うと、一体誰に対して言っていたのか(笑)。

 

 

やめなかった理由として、私には全国優勝という目標がありました。

競技をする人は誰もが抱く「夢」ですが、私は純粋にこの「目標」を達成するためにひたむきに練習し続けました。そして、大学3年生の時、ペアで全国優勝という目標を達成することができました。

 

 

この経験から「努力は人を裏切らない」と私は信じ、これを子供たちに伝えたいと思っています。

 

幸運にも私は全国優勝という目標を達成しましたが、競技において優勝者は一人しかいません。レース後に涙を拭う人を私はたくさん見てきました。勝負の世界は残酷ですね。

 

ですが、目標を持ち、努力するということは、人を大きく成長させるものだと思います。

 

何か一つ打ち込めるものを見つけ、純粋に目標に向かって努力することは、その結果にかかわらず価値のあることだと、私は実感しています。

 

 


事業部 事業課 亀谷 智哉

1 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川文輝 より:

    お世話になっております。全国優勝を目標にして成し遂げる事は、凄いですね❗️自分はBG艇、いまだにくるくる回転します今、思い返すと、後方乗艇もよく出来たなぁ〜と思いました沖縄研修は、自分を大きくしてくれました継続は力なり引き続き宜しくお願い致します‍♂️

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