【B&G職員リレートーク】オンラインとリアル体験の融合で体験活動の新たな可能性を見つけたい!
職員リレートークみなさん、こんにちは!B&G財団 企画課 美濃越です。
一都三県に出されていた緊急事態宣言も、今月21日に解除され、自宅からB&G財団事務所へ向かう通勤電車も、人が増えて、混んで来たなという印象です。
そんな風にほんの少しずつ、日常が戻ってきつつありますが、今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響で、大変残念ながら中止や縮小になった事業が数多くありました。その反面、コロナ禍だからこそ、新たに実施した事業もあります。
まず、「子ども第三の居場所オンラインイベント」です。子ども第三の居場所は、日本財団が、様々な困難な状況にある子供たちを支援することを目的に2016年から開始した事業です。B&G財団では日本財団と協力し、2018年度より同事業に着手し、子どもたちが安心して過ごせる居場所の拠点化を進めています。
今年度は、コロナ禍で予定していた体験活動が中止になることも多かったため、少しでも子供たちに楽しんでもらおうと、12月のクリスマス会から開始し、月に一回のオンラインイベントを実施しています。オンラインだからこそ、全国に点在する拠点と気軽に繋がることができ、子供たちはクイズやレクリエーションを通じて、全国の友達と交流を図っています。オンラインイベントを担当しているB&G財団職員も演劇や折り紙など普段は見せない特技を披露し、楽しんで進行しており、今後も、バージョンアップしていく予定です。
■季節を感じよう!「2月 オンラインイベント」開催 ←詳細はこちら
2つ目は、高齢者を対象とした「B&G元気をお届け ゆったり健康体操オンライン教室」です。この教室は、今年度調査研究事業として実施しており、B&G財団と海洋センターをつないで、声掛けやプログラム内容などを工夫し、どんな風に実施するとより効果的な健康教室が実施できるのか、という課題に挑戦しています。
海洋センター担当者からは、「こんなことができるんだ」「可能性が広がった」、参加者からは、「普段とは違う指導者で新鮮だった」「想定より楽しかった」など嬉しい声があがっています。今後、海洋センターがオンライン化される利点を取りまとめて、公開していく予定です。
今後も青空の下での自然体験活動や、海洋センターでのリアルな体験教室と連携していくことで、体験活動を促進するB&Gらしいオンライン講座を提供していきます!