【B&G職員リレートーク】地域の顔となる施設


総務部の清水です。

春真っ盛り。春は進級、進学、就職など新生活をスタートさせる人も多く、期待と不安が入り交じる新しい始まりの季節です。ピカピカのランドセルを背負う小学生、真新しい制服に身を包む中高生を見ると清々しい気持ちになります。

 

学校には人それぞれ様々な思い出があると思います。

私の思い出といえば、体育祭・修学旅行・給食のほかに教室の扉にはさんだ黒板消しトラップと教科書に落書きしたパラパラ漫画を思い浮かべますが、やはり一番には、遠くにいて久しく会っていない友人を思い出し懐かしく感じます。

 

そんな思い出の詰まった学校ですが、少子化による児童生徒数の減少により、全国で毎年約500校が廃校となっています。地域の顔として中心的な役割を担ってきた学校がなくなるのは、住民にとってたいへん寂しいことです。

 

その一方で、廃校となった学校が企業等との連携により、新たな施設として生まれ変わった実態があります。海洋センターが所在する自治体の廃校の活用例を2つ紹介します。

 

まずは、千葉県鋸南町の都市交流施設・道の駅「保田小学校」。校舎は宿泊施設、温浴施設・レストラン・カフェに改修し、体育館は旬の食材や特産品を購入できる市場にリニューアル。

いまでは大勢の人でにぎわう交流拠点に生まれ変わりました。そのほか合唱教室やコンサート、フラワーデコレーション教室などが定期的に開催され、カルチャーセンターの機能も有しており、地域住民の皆さんもたくさん利用しているとのこと。旧学校名を施設名称にそのまま使用しているのもいいですね。

 

 

つぎは、宮城県大郷町の「たのしいおうちづくりの学校」。

旧味明小学校を県内の住宅建設会社が買い取り、家づくりの技術を学ぶ訓練センターとして活用。建築職人を目指す人だけでなく、子供から大人まで壁塗りや床板張り、クロス張りなど家づくりに関する様々な技術を無料で学ぶことができます。

 

各教室を利用し、基礎・外壁・内装・屋根など、工程ごとに研修を受けることができるようになっています。DIYが趣味の方は家族で出かけてみてはいかがでしょうか。

 

 

廃校となった学校の新たな活用事例を紹介しましたが、各地の海洋センターでも従来のスポーツ利用に限らず、多くの人が集う地域コミュニティの拠点へとシフトするため、新たな取り組みが始まっています。

具体例を挙げれば、

 

・キッズスペースや授乳室の整備による子育て支援

・塾講師による受験生向けゼミナールや宿題サポートなどの学習支援

・ニュースポーツや昔遊び教室を通じた世代間交流

・パラスポーツなどを通じた障害者と健常者の交流

・伝統工芸・民俗芸能・読む聞かせ教室などの文化活動

・放課後子ども教室の実施による子どもの居場所づくり

・魚のさばき方教室や地場産品を使った料理教室などの食育支援

 

など、多様なニーズに応じた活動の場を提供し、住民同士のつながりを強化する取り組みが進められています。

 

 

各地の取り組み事例はこちらをご覧ください

 

海洋センターが地域の顔として、コミュニティの中核を担う拠点として多くの人に利用され、地域に活力を呼び起こす施設になるように、こうした取り組みを積極的に促進していきたいと思っています。

 

 


総務部 清水 康雄

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