【B&G職員リレートーク】ふるさとの祭りをご紹介
職員リレートークこんにちは!企画課の竹谷です。
9月も残すところあとわずかとなりましたね。朝晩は肌寒く、長袖を着る日も増えてきました。
今回は、私のふるさとのお祭りをご紹介したいと思います。
私のふるさと広島県東広島市西条では、毎年10月に「酒まつり」が開催されます。
東広島市西条は「酒都西条」と呼ばれ、賀茂鶴や亀齢、白牡丹、福美人など、美味しい日本酒が造られています。
かつて、オバマ元大統領が来日した際に安倍元首相と酌み交わしたお酒も西条の「賀茂鶴」です!
「酒まつり」は、1979(昭和54)年開始の「みんなのまつり」と西条酒造協会が1972(昭和47)年頃から行っていた「西条酒まつり」が一体となったまつり。
「みんなのまつり」の市民融和とコミュニティー意識啓発という目的に加え、お酒をシンボルにした楽しいお祭りがあることを全国に発信し、交流人口を増やすことで観光振興の一翼を担っております。(酒まつり公式HPより)
「”酒”まつり」ですが、アーティストを招いた特設ステージや多くの屋台も出店し、子どもや家族でも楽しめる催し物がたくさん用意されています。
私も毎年この祭りを心待ちにしていた記憶があります。
小中学生の頃は家族と屋台のごはんを楽しみに行っていましたし、成人してからはお酒も楽しめるようになり、生涯楽しめる「自分のまちのおまつり」だなと改めて感じています。
「酒まつり」は観光要素だけではありません。
地域のとある小学校では、1年生から生活科・総合的な学習の時間を活用して、「西条のまち」、「西条の水」、「酒蔵通りや酒造り」について学習します。
ふるさと「西条」への愛着を育みながら、6年生になるとその集大成として、酒まつり会場の特設ステージでオペラ「白壁の街」を演じます。
子どもたちは、憧れの舞台で伝統あるオペラを演じきった誇りと達成感で満ち溢れることと思います。
このように地元の人に愛され、大切にされてきた「酒まつり」が、3年ぶりに10月8日(土)~9日(日)の2日間開催されます!
多くの人の思い出が詰まったこの祭りを絶やすことなく守っていらっしゃることに感謝の気持ちでいっぱいです。
みなさんのふるさとにも、伝統ある行事や文化、受け継がれるべき後世に遺したい文化・人物・歴史などがあるのではないでしょうか。
そして「ふるさと」と言えば、B&G財団は「ふるさとゆかりの偉人マンガの製作と活用事業」を実施しています。
ふるさとで活躍した偉人を題材とするマンガを地域の皆様との協働で製作し、地域の学校教育で活用することで、子どもたちのキャリア教育や道徳教育、郷土愛の形成に寄与することを目的としています。
ふるさとの偉人の功績と地域の歴史をふんだんに詰め込んだ1冊を、あなたの街でも作ってみませんか?
ただいま申請自治体を募集中です!
終わりに、私のふるさと「酒都西条」は、酒まつり期間でなくても酒蔵通りを楽しむことができますので、近くへお寄りの際はぜひ一度足を運んでみてください!