【B&G職員リレートーク】ウィズコロナの今だから、子どもに伝えたい水辺の安全


 

みなさんこんにちは。

事業課の進藤です。

 

2020年6月18日に警察庁から「令和元年における水難の概況」が発表されました。残念ながら令和元年は子どもの水難による死者・行方不明者が30人となり、前年比で8人増えたことがわかりました。更に最近のニュースを賑わすとおり、今年も子どもの水難事故は多発していまして、昨年を上回る勢いです。

 

 

5月下旬から立て続けに水難事故が起こり、6名の子どもが亡くなりました。新型コロナウイルスの対策で学校授業が短縮され、子どもの自由時間が増加した時期と重なったことから、学校生活との関連性も指摘されています。

 

さらに、学校で児童の健康診断が実施できていないこと、更衣室等の3密回避が難しいなどの理由で、今年は学校の水泳授業とプール開放を中止する地域が少なくありません。子どもたちは、水から学ぶ機会が確実に少なくなりそうです。

 

 

また市民生活でも「3密が回避できない」などの理由で海水浴場の開設中止が相次いでいます。「家族で海水浴へ」という生活様式も今年の夏は大きく変化するでしょう。

 

新型コロナウイルス拡大前のように、子どもたちは学校のプールや海水浴に涼を求めることができていません。近くの川や池へ出かける機会が増えそうですが、咄嗟の時における心構えや知識を彼らが持ち合わせているのか大変心配です。

 

B&G財団では、平成21年度から「水辺の安全教室」として百万人を超える方に、ライフジャケット体験や着衣泳、ペットボトル浮き、そして背浮きなどの体験を通じ、水辺の「セルフレスキュー」について伝えてきました。

 

 

 

しかしながら、学校や全国の海洋センター・クラブでも、水辺のセルフレスキュー教室を実施できない地域が増えています。東京都では当初84校で「水辺の安全教室」の計画がありましたが、水泳授業そのものが中止となってしまいました。

 

この体験を通じて、子どもに伝えていくことの大切さは11年の「水辺の安全教室」で実感していますが、ウィズコロナ(with-corona)の現在においては経験させることが難しい状況となっています。

 

B&G財団では、これまでも小学生向けに「水辺の安全 紙芝居」の読上げ動画を無料公開しています。ウィズコロナでセルフレスキューの経験や水泳授業の減少で入水できない子どもが増えそうですので、だからこそ「水辺の安全」の心構えを最低限持たせることが重要です。

 

 

 

 

友だちに誘われて、子どもたち同士で近所に水遊びへ行くことは、大人である私としても否定できません。夏シーズンに備えて、この動画(15分)でぜひ子供に水辺についての予備知識を持たせたいと思います。


事業部 事業課 進藤 博行

2 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川 より:

    お世話になります。今日、浮いて待つことについて、消防職員と話していました。浜田市も今年度、すべての小学校のプール授業、PTAプール開放が中止となりました。が、指定管理するプールにおいて浜田市内から通う学童スイミング会員全員300人に、夏休み前に浮いて待つ=着衣水泳を消防職員と体験学習する事になりました。来年度は、真夏の太陽のした、出前講座したいと計画しています☀️

    • 進藤 博行 より:

      阿瀬川さま コメントありがとうございます。

      危険だから水辺に行かせない、のではなく、安全な立ち回りを遊びを通じて経験するのが大切だと思っています。

      今年のような緊急事態の年だからこそ、個人としては安全と三密とを担保して、子供に水遊びをさせたいですね。

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