
今回の特集は、「明治の起業家」をテーマに
1.良質石鹸を国産化した花王創業者 長瀬富郎(岐阜県中津川市)
2.日本の電気の父と呼ばれる東芝創業者 藤岡市助(山口県岩国市)
3.製麻業を興した兄 吉田健作、元号昭和を考案した弟 増蔵(福岡県みやこ町)
4.日本の石油産業に貢献した出光興産創業者 出光佐三(福岡県宗像市)
の4作品をご紹介します。
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良質石鹸の国産化、花王創業者 長瀬富郎 ながせ とみろう
岐阜県中津川市マンガ家:作画 深川明美長瀬富郎(ながせ とみろう)は、幕末文久3年(1863年)美濃国恵那郡福岡村(現岐阜県中津川市福岡)に生まれ、明治18年(1885年)上京して日本橋の和洋小間物商に入店し舶来品の石けん等を扱いました。長瀬は、明治20年日本橋で「長瀬商店」を創業し、舶来品に負けない高品質な石鹸製造に乗り出し、明治23年「花王石鹸」を発売、海外でも品質を認められました。長瀬商店は、花王株式会社として続いています。
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日本の電気の父 藤岡市助 ふじおか いちすけ
山口県岩国市マンガ家:近藤たかし藤岡市助(ふじおか いちすけ)は、幕末安政4年(1857年)周防国岩国(現山口県岩国市)に生まれ、明治14年工部大学校(現東京大学工学部)卒業後同大学助手となり、明治17年工部大学校教授就任、明治19年帝国大学工科大学助教授を辞職して電力会社東京電灯に入る。明治23年三吉正一と電球製造の白熱舎(現東芝)を創設、日本初の電車・エレベーターを設計、「日本のエジソン」、「日本の電気の父」と呼ばれる。
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製麻業を興した兄、昭和を考案した弟 吉田健作、吉田増蔵 よしだ けんさく、よしだ ますぞう
福岡県みやこ町マンガ家:向山廉平吉田兄弟は、豊前国京都郡上田村(現福岡県みやこ町)の出身です。兄健作(けんさく)は、江戸後期嘉永5年(1852年)に生まれ、内務省に入りフランスで製麻技術を学び、帰国後近代的な製麻工場を国内3ヵ所に建設し殖産興業に寄与しました。弟増蔵(ますぞう)は、幕末慶応2年(1866年)に生まれ、宮内省図書寮に務め、その長であった森鴎外に才能を評価され、「大正」に次ぐ元号考案に携わり「昭和」を考案しました。
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日本の石油産業と故郷に貢献した 出光佐三 いでみつ さぞう
福岡県宗像市マンガ家:飯田晴子出光佐三さん(いでみつ さぞう)は、明治18年(1885年)福岡県宗像郡赤間村(現宗像市赤間)に生まれ、幼少期から病と闘いながら成長し、明治44年(1911年)福岡県門司市(現北九州市門司区)に石油などを扱う出光商会を設立。戦前戦後にわたり日本の石油産業に貢献しました。生涯最後の仕事として「宗像神社再建」にも取り組み、世界遺産登録の礎を築きました。
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