活かしてますか?まちの地域資源(温泉編)最終話

活かしてますか?まちの地域資源(温泉編)最終話

日本財団助成事業

九州で初の「温泉利用型健康増進施設(連携型)」として、厚生労働大臣よりこの認定を受けた竹田市直入B&G海洋センター(大分県)。

竹田市は地域資源である「温泉」と海洋センターでの「運動」を一体的に利用することで、市民の健康寿命の延伸とヘルスツーリズムによる観光振興を図ることを目的に、2018年度から大分県竹田市とB&G財団が連携し、温浴と運動を融合した健康増進プログラムに取り組んできました。

今回は本事業3ヵ年の成果として、地域住民の「健康増進」と交流人口の増加を目的とした「観光振興」の取り組みをあらためて紹介します。

 

「健康増進」の取り組み 地域住民の健康意識が向上

竹田市では地域住民の健康寿命延伸を目的に、「温泉」と「海洋センター」を連携させた運動プログラムを実施。実施にあたり、海洋センター体育館のトレーニングルーム増築や運動器具・測定器の設置などの施設改修に着手

改修後は、温泉を活用した「湯中運動教室」をはじめ、「カラダ測定・分析会」「親と子の運動教室」「フォトウォークラリー」「高齢者大学見学会」など各種イベントを開催し、海洋センターは気軽に集える場へと変化しています。

さらに、保険健康課が主体となり、市独自の資格である「竹田市総合インストラクター」の養成に取り組み、市民の健康づくりの支援に力を入れてきました。

その結果、地域住民の運動習慣が定着し、利用者の健康意識が向上するとともに、直入地区地域の健康づくり組織加入者の一人当たりの医療費が減少したとの結果も出ています。

 

「観光振興」の取り組み 竹田市の温泉を活かしたヘルスツーリズム商品を販売

竹田市では、観光協会など市内の外部機関をはじめ民間の旅行会社と連携し、地域資源である温泉と運動を組み合わせたヘルスツーリズムを取り入れた旅行商品を開発。「こころとからだのリフレッシュ」をテーマに市外からの交流人口増加を目指しています。

開発にあたっては、商工観光課が主体となり、温泉効能の医科学的なエビデンス調査や温泉利用者の声をもとにターゲット層を決め、販売促進などに優れたノウハウを持つ民間企業の協力を得ながら進めてきました。

 

さらに、もともと長期滞在を推進している長湯温泉を仕事に適した環境に整備することで、コロナ禍にあってテレワーク促進や福利厚生を充実させたい企業との間に連携が生まれ、温泉地の特徴を活かした「ワーケーション」の企画販売を開始。ヘルスツーリズムによる新たな観光振興の取組みへとつながっています。

 

ツアー内容(一例)

 

本事業の一番の強みは、生涯学習課・商工観光課・保険健康課・直入支所が連携することにより、関連する施策および各事業が効果的、効率的に進められるという点です。

地域資源である「温泉」を活用した健康増進と観光振興に取り組む竹田市。今後の事業展開に期待が高まります。

 

竹田市の取り組みの成果

※画像をクリックするとパンフレットがダウンロードできます(PDF)

 

 

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