2023.03.28 UP 地域コミュニティ再生モデル事業 リニューアル式典を開催(大分県中津市)
3月17日、中津市耶馬溪B&G海洋センター(施設愛称:やばすぽ)で、リニューアル式典が開催され、中津市 奥塚正典市長、中西伸之市議会議長、粟田英代教育長、B&G財団理事長菅原悟志をはじめ、小中学校の児童生徒や地域団体の関係者など約150人が出席しました。
「宿泊機能付加による過疎地域海洋センターの交流拠点化」事業は、海洋センターに簡易宿泊所の機能を付加し、スポーツ合宿誘致やキャンプを活用した誘客促進、地域住民との交流促進などを通して、地域活性化を図ることを目的に2022度から実施。
体育館2階のサブアリーナに簡易ベッドや室内用テントを設置し、約50人が宿泊できる宿泊室に変更するとともに、可動間仕切りを設置し、宿泊がない場合には通常の体育館利用もできるように改修。1階には調理室、食堂、ランドリールーム、バリアフリートイレを設置したほか、宿泊者の利便性向上のため無線LANを設置しています。
奥塚市長は、海洋センターは開所以来、地元の保育園や高齢者の皆さんに幅広く利用いただいていることに加え、耶馬渓アクアパークと連携した水上スキーの体験会にも取り組んでいると話したうえで、「今回、全国で唯一の宿泊できる海洋センターとしてリニューアルが完了した。これからは体育施設としてだけでなく、地域の皆さんの交流の場として大いに活用し、元気な地域づくりを目指していきたい」と話されました。
式典後、内覧会が行われ、参加者は新設されたカフェスペースで談笑したり、宿泊用のテントに寝転んだりしながら、生まれ変わった施設の見学を行いました。
中津市耶馬溪海洋センターでは、様々な企業・団体と連携し、県外から多くの人を呼び込み、地域住民との交流を促進することで、子どもたちの地域への愛着(郷土教育)や高齢者の生きがいづくりなど、地域活性化に向けた取り組みを進めていきます。