2021.10.15 UP 地域コミュニティ再生モデル事業 佐賀県みやき町北茂安B&G海洋センターでアクアトレーニング教室が始まりました
みやき町北茂安B&G海洋センターは今年5月にリニューアルオープンし、隣接地に建設された官民連携の統合医療・コミュニティ施設「市村清記念メディカルコミュニティセンター」と一体で地域住民の健康づくり・コミュニティづくりに活用されています。
この連携体制を活かし、体力に自信のない方や軽度の関節疾患を抱えている方を対象に水の特性を生かした運動プログラム「アクアトレーニング教室」がスタートしました。
アクアトレーニング教室は、プールでのストレッチングやウォーキングを中心とした泳げない方でも安心して取り組める運動プログラムで、メディカルコミュニティセンターのテナント「社会医療法人天神会」の理学療法士に監修いただきました。
募集に際してチラシ配布や体験会を開催したこともあり、受付開始から申込みが殺到し当初の週1回開催定員15名を週2回開催定員40名に増やして実施することになりました。
9月28日(火)1回目の教室では、年間プログラムの説明と合わせ、参加者の体重・血圧・体組成・開眼片足立ち・長座体前屈などの測定をメディカルコミュニティセンターのテナント「株式会社ミズ」の協力により行いました。
測定数値の解説を行うと共に、年間プログラムの説明を行うことで、参加者のモチベーションを高めることができました。
10月4日(月)、5日(火)2回目の教室では、初のプールプログラム「腰痛編」を行いました。アクアトレーニング教室では、「腰痛」、「膝の痛み」など各回に目的を設定した「症状別トレーニング」を年間プログラムに組んで参加者にお伝えしています。これにより参加者は目的意識を持って運動に取り組んでいます。
アクアトレーニングを終えた参加者からは、「プールでは体が軽く感じる」、「暑さも寒さも感じず快適に運動できた」、「新しい友達ができた」などの感想をお聞きしました。
事業を担当するみやき町北茂安B&G海洋センターの中村さんは「3月まで毎週開催し、参加者が楽しめ健康維持につながる教室にしていきたい。初回の“測定値”がどのように変化するか調査して運動効果が数値に表れることを期待している。」と語ってくれました。