Mission 06
「スポーツ施設」が「交流の場」に変わる
地域コミュニティ再生モデル事業とは
海洋センターと所在市町村が連携し、施設の大規模改修による多機能化や従来にない複合利用を推進している自治体 を「モデル自治体」として紹介します。スポーツ振興にとどまらない新たな付加価値・利用を生み出し、多世代が親しみ気軽に集う拠点として、海洋センターの新たな価値を創生します。この活動を全国へ発信することで、新たな取組・手法を他地域へも促すねらいです。
モデル自治体
天城町
艇庫を活用した地域活性化を目的にモデル事業に取り組む、天城町B&G海洋センター（鹿児島県）。夏は海水浴を楽しむ観光客でにぎわうロケーションを活かし、海を眺める展望スペースやカフェのほか、様々な催事に利用できる多目的スペースを増築。学校・団体用の体験型学習プログラムを確立し、交流人口の増加を図ります。
大空町
大空町女満別B&G海洋センターでは、敷地内に防災倉庫を整備し、重機や除雪機、防災テント、段ボールベッドなどを配置して防災機能を拡充。防災訓練や避難所開設研修などを定期的に実施し、地域住民による自助・共助の防災体制づくりを推進するとともに、健康・コミュニティの拠点として、利用者の拡大を図ります。
竹田市
九州で初の「温泉利用型健康増進施設」として、国の認定を受けた竹田市直入B&G海洋センター（大分県）。温泉施設と海洋センターを一体的に利用することで、市民の健康寿命の延伸とヘルスツーリズムによる観光振興を図ります。
中津市
海洋センターに簡易宿泊所の機能を付加し、スポーツ合宿誘致やキャンプを活用した誘客促進、宿泊者と地域住民の交流促進などを通して、地域活性化を図ります。
みやき町
みやき町北茂安B&G海洋センターは、隣接する官民連携の統合医療・コミュニティ施設「市村清記念メディカルコミュニティセンター」と一体的な運営を行い、みやき町の目指す「健幸長寿」のまちづくりの拠点として、地域住民の健康づくり・コミュニティづくりに活用されます。