【B&G職員リレートーク】所有する時代からシェアする時代に


先日の西日本を襲った集中豪雨で被害にあわれた皆様、各自治体に対しお見舞い申しあげます。

 

年が明け7月に入り、今年も残すところ半年となりました。時が経つのは本当に早いものですね。

私、昨年の8月に結婚し原田改め梅木となりました、事業部事業課の梅木文子です。

皆様、引き続き宜しくお願い申しあげます。

 

さて、突然ですが、皆さんはシェアリングエコノミーという言葉をご存知ですか?

シェアリングエコノミーとは、空き部屋や空き家など目に見えるものから、料理やDIYの代行など、目に見えないものまで、「個人が保有している遊休資産の貸出を仲介するサービス」のことを言います。

 

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簡単に言うと、それはインターネットを介して、使われていない資産を活用する事です。皆さんは、シェアリングエコノミーという言葉より、シェアという言葉を耳にすることが多いかもしれません。例えば、シェアハウス、カーシェアリングなど・・・。

※参考:シェアリングエコノミーラボ

 

 

 

家族・友人間でしか行われていなかったモノの貸し借り

 

昔は「家族に車を貸す」や「友人宅に泊まらせてもらう」などの行為はあったかと思いますが(今も多少はあるとは思いますが・・・)、近年はソーシャルメディアの発展により、高価な車や家なども世界中の人と「シェア」する考えが広がっています。

 

車庫に眠っている車、使われていない部屋、さらには能力のある人の空いた時間等、これらの資産をお金を払ってでも使いたいと思っている人は世界中にたくさんいるとのことです。

 

 

私も実際に、カフェバーの空き部屋を利用して大学の同期会を行ったり、カーシェアリングを活用して出かけたり、実際にシェアリングエコノミーを活用しています。手続きはインターネットで予約するだけで利用できるので、本当に気軽に簡単に利用する事ができます。

 

また、料金的にも規模や内容にもよると思いますが、レストラン等を予約するよりも、安く済ませることができ、自分たちの好きな食べ物や飲み物を持ち寄る方が、より楽しく過ごすことができます。このサービスは、借り手側の私たちにとっては、安くてしかも楽しい時間を過ごすことができ、貸し手側も空き時間で収入を得ることができ、お互いにメリットがあります。

 

 

広がる可能性

 

シェアリングエコノミーは、「必要な時だけ」「低コスト」でサービスを享受出来る仕組みです。それは、コスト面や時間の問題で購入等を諦めていた潜在的なニーズに答えてくれるものです。これは新たな価値観として、アパレルや車業界、また様々なサービス業の発展の一端を担う存在となりつつある様です。

 

また、多少の無理をしてでも所有するというステータスだけの時代から、身の丈に合ったサービスで同等に近い成果を得られるシェアリングエコノミーは、今回新しい発見と楽しみを与えてくれると感じました。

 

 

一見してどんどん便利になって豊かな生活になっているように感じますが、一方で問題も起きています。例えば間違った情報のSNS上での拡散やデマ、一般の人に分かりにくく仕組まれた詐欺事件などです。

 

日々技術革新が起き、多量の情報が飛び交い、物に溢れた状況で生活する現代ですが、新しい価値観を上手く取り入れながら公私ともに充実した未来を作っていけたらと思います。

 


地方創生部 子ども支援課 梅木 文子

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