【B&G職員リレートーク】春が来ると思い出す ~パワフル先生と小さな夢~


みなさん、こんにちは。B&G財団経理課の日比野です。

 

本日は、卒業ソングとして人気のあるレミオロメンの「3月9日」という曲のタイトルにもなっている3月9日です。いつの間にか卒業シーズンへと季節は移っているのですね。

 

そして、この季節になると小学校5~6年生の時の担任S先生を思い出すのですが、それは卒業の時に、とてもステキな文集を児童全員にプレゼントしてくださったからです。

 

 

 

学級通信を毎日休まず発行し続けたS先生

 

S先生はどんな先生だったかというと

 

・ちょっとぽっちゃり体形だけど運動神経抜群でサッカーが得意!

・2年間、毎日欠かさず学級通信(親がクラス全員の子供の成長を垣間見られる内容)を発行!

・2年間、毎日欠かさず生徒が提出した一行日記に対してコメント書き!

・給食配膳のすき間時間に、児童の似顔絵を描いてくれて教室中に掲示&後にプレゼント!

・ギターを弾くのが上手で、音楽の授業の時間じゃないけれど、みんなで「さだまさし」や「中島みゆき」の歌を熱唱!

と、少し書き出しただけで、ものすごく熱量のある先生だったことが伝わるかと思います。

 

まだパソコンが一般的ではなかった時代で、小テストのプリントや学級通信はほぼ手書き。学校の先生は超多忙と言われますが、そんな中でも私たちの学校生活をより楽しくしようと児童と向き合うことに時間をたくさん費やしてくださっていました。

 

そして、子供たち一人ひとりを本当によく見ていてくれたのだということは卒業文集に載せてくれた先生からの手紙からもよくわかります。

 

【卒業文集の表紙と一人ひとりに宛てた先生からの手紙          (私の似顔絵はどれだかわかりますか?)】

【卒業文集の表紙と一人ひとりに宛てた先生からの手紙          (私の似顔絵はどれだかわかりますか?)】

 

 

 

小学校を楽しく体験から学べる場にしたい!

 

そんなS先生の影響もあって、将来は小学校の先生になりたいと思っていましたが、成長とともに他にも興味が広がっていったこともあり、現在の私は小学校の先生にはなっていません。

 

しかし、子供たちの成長につながる仕事がしたいという根幹の部分は変わっておらず、現在B&G財団で働いています。

 

財団事業のひとつに「水辺の安全教室」があります。水辺での体験活動を通して、自分の命は自分で守る意識と知識を身につけてほしいと思い、企画課所属時に初めて企画した事業です。10年以上経った現在は全国各地の小学校や海洋センター・クラブにおいて普及・展開されていますが、立ち上げ当初は事業実績もB&G財団事務所がある都内小学校とのコネクションも少なかったため、学校プールでの実施導入に際しては苦労することもありました。

 

そのような時に「S先生のように、子供たちのためになることを小学校でやってみたい!小学校を楽しく体験から学べる場にしたい!」という思いが、自分を前へ前へと突き動かしてくれたのかなと思っています。

 

 

花のサブスクおすすめです!

 

そして、卒業シーズンは花がよく売れる時期のひとつですが、昨年度はコロナの影響で卒業式の中止が多く、花も売れ残ってしまったと聞きます。花卉農家の方々が、一生懸命育てた花を廃棄せざるを得なかったことを考えるとやるせない思いでいっぱいです。

 

そこで、少しでも花の売上に貢献できたらと、花のサブスク利用を始めました。仕事帰りに花屋に寄り道して、季節の花を選ぶのは自分にとって楽しい時間ですし、その後、家に飾られた花々に目をやると心がとても癒されます。

 

家に花束を届けてくれるサービスもあるようなので、近くに該当する花屋がなくても大丈夫!花のパワーで気持ちを上げて、鬱々としたこの時期を乗り越えていきましょう!

 

 

 

 


総務部 経理課 日比野 小百合

4 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川 より:

    日比野さん、お世話になっております。自分がB&G財団がある神谷町駅の階段を汗だくで登り、右か左か分からなく迷っていた時、優しく教えてくださった事を今でも忘れていません。あの時は、汗が川の様に頭から流れ、目にしみてお礼が言えませんでした。ありがとうございました。リレートークを読ませて頂きよく分かりました。花が好きな方は心が広い方が多いそうです!引き続き宜しくお願い致します。

  2. 西日本アドバイザー 金久 博 より:

    S先生は、日比野さんの人生や現在の財団のお仕事にも大きく影響しているのですね。S先生が生徒たちと過ごした日々は、ほんとうに子どもたちに沢山の栄養を与え、すくすくと心豊かな成長をもたらしたのだと思います。まさにS先生の熱意ある姿が言動が取組の数々が今も日比野さんの中で大切にあって、決断や実践をするときに、そのS先生の顔やあのときの情景が記憶が、パワーとなっているのですね。いい先生に巡り会えたのだと思います。よく、憧れの先生と言われますが、日比野さんが社会人として今人生を充実して過ごされている中にも、いつも思い出される先生なのですね。いいと思います。小学校の先生はいつも笑顔で優しく語り掛けてくれますし、子どもの成長を見守ってくれています。そんな優しさに触れた記憶を糧に、一生懸命に努力する自分があることもS先生にお会いした際には、お話しされてはどうでしょう。先生もきっと喜ぶのでは。 そんな経験から日比野さんの優しさが子どもたちに接する姿勢や財団の仕事にも表れているのではと考えます。 そして、花が好きという日比野さん。花もまた心を癒してくれます。心豊かな人だと思います。3月の別れ季節にお世話になった方に花束をお贈りすることが多くあります。花は、いろいろな色や形・表情があり華やかで、心を癒し、その人の労をねぎらい優しい笑顔になるような本当にいいものです。私の職場には花はありませんが、日比野さんのようにご自宅に花があれば、1日の疲れた自分に、ほっとするような気持にさせてくれるのではと思います。これからも、花と一緒に人生を送ってください。 さて、今年は、桜の開花はどうでしょうか。コロナ禍で花見もままならない状態かと思いますが、川辺の桜の花をゆっくり歩きながら見てみたいものです。自然の中で桜を十分見てみたいです。財団の皆様は外出も制限の中、難しいかも知れませんが。  S先生のお話し、花のお話。 良かったです。また、いつかお会いできました際には、ほっこりとしたお話をお聞かせください。楽しみにしています。

  3. 日比野 より:

    阿瀬川さん  ごぶさたしております。変わりなくお元気ですか?神谷町駅の出口でばったりお会いしたことありましたね!懐かしいです。花のパワーをもらって、私も阿瀬川さんのように菩薩様のような穏やかでやさしいふるまいができるようにがんばりたいと思います!こちらこそ、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

  4. 日比野 より:

    金久さん 将来を考え始める頃に出会った大人の影響力って大きいですよね。金久さんをはじめ、全国で活躍されているB&G指導者のみなさんは、地域の子供たちにとって、私にとってのS先生のような存在になっているのではないかなと思っています。早くお花見しながら、色々と語り合えるような状況になるといいですね。

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