「♪パラオはエメラルド?」


こんにちは!海洋センター・クラブ課の入交です。またの名を酒交と申します。(ツッコミお待ちしています)今回で3回目のリレートークを書かせていただきますが、毎回名字ネタの導入から始めてしまうので、次回以降は別パターンで皆さんにご挨拶できるよう頑張ります!(笑)

前回のリレートークを読んでいただいた方向けに…近況報告としまして、2ヶ月前にヘアドネーションを実施しました!3年連れ添った髪だったので、切るときは一抹の寂しさを覚えました…。髪は古来、呪術に使われることも多いと言われていますし、情が宿るのも分かるなあと実感した人生で2回目のヘアドネーションでした(笑)みなさんもぜひトライしてみてください!

 

2回目のヘアドネーション

 

ところで今回は全く別のテーマでお話ししようと思います。

みなさんは「パラオ」をご存知ですか?私の周りの人たちにパラオについて聞いてみると、高確率で、あのSKE48の曲のタイトル?パラオはエメラルド?と言われることが多いです。ただこの曲、実は「パオ」はエメラルド、なんですよね…パレオは腰に巻いて着用する巻きスカートのことで、水着と一緒に着用することが多い衣類です。ではパラオは何のことかと申しますと、ずばり「パラオ共和国」という国の名前です!

私、この前の年末年始に2週間ほど休暇をいただいて、パラオ共和国に行ってまいりました。完全にバカンスです。2週間も休暇をいただくのは社会人人生で初めてだったので、帰国後は社会復帰できるか心配でしたが…なんとか復帰できました(笑)休暇を許可いただいた上司・同僚のみなさんありがとうございました!

パラオは本当に良いところでしたが、前述の通り日本人にとってはマイナーな国なので、今回はみなさんに特に知っていただきたい、パラオの特徴についてご紹介します!

 

①環境保護意識が高すぎる!

パラオ最大の魅力は、なんといっても美しい自然です。世界複合遺産である「ロックアイランド」を中心に300以上の島から構成されている島国です。人口は18,000人ほどで、国土面積は屋久島程度の小さな国です。場所は日本の真下、フィリピンの右隣に位置しています。日本と時差はありません!

 

どこを切り取っても絵になる綺麗な海

 

観光客は年間10万人ほどで、パラオの人口を大きく上回る数の観光客が1年を通して訪れます。そんなパラオにとって、環境保護は同時に観光政策であり、美しい自然を守るために様々な取り組みがなされています。特筆すべきは、入国時に環境保護に関する誓約が求められること!入国スタンプにはパラオの自然を保護することを誓う「パラオ誓約(Palau Pledge)」の署名欄が付いており、入国時に署名が求められます。この取り組みは2017年より開始され、世界で初めての試みとなりました。

 

パラオの入国スタンプ。国に合わせて言語が変わる

 

他にも様々な環境保護に対する取り組みが行われています。例えば海洋資源の保護として、海の大半を禁漁区とする取り組みを実施しています。また、パラオで使用できる日焼け止めにも厳しい規制が設けられており、10種類の禁止成分を含む日焼け止めは入国時に没収されます。かの有名なハワイですら禁止成分は8種類なので、パラオは世界一厳しい基準となっています。そんな日焼け止めを日本で探すのには一苦労でした…。

このように、パラオは国一丸となって美しい自然を保護する取り組みを数多く行っています。ここまで環境保護に対して厳しい国は、他にはなかなかないのではないでしょうか…。

 

②日本語が公用語!?飲み会の共通言語も日本語!?

パラオは言語についても大きな特徴があります!パラオの公用語はパラオ語と英語ですが、パラオのアンガウル州の憲法では、日本語を公用語とすることが明記されています。実は、パラオ以外世界中どこを探しても公用語が日本語の国はありません。日本国憲法では日本語を公用語と制定していないため、日本語は正式な日本の公用語ではありません。事実上日本語は日本の公用語という解釈がされているようです。

 

日本は第一次世界大戦後から第二次世界大戦の終わりまでパラオを統治していたことから、パラオには日本文化が色濃く残っています。統治下を生きた年配のパラオ人には日本語が話せる方も一定数いらっしゃいます。

また、パラオ語の25%(1,000語)ほどが日本語の影響を受けており、特にみなさんに知ってほしい言葉をご紹介します!

・「ビールを飲む」⇒「ツカレナオス(疲れ直す)」

・「乾杯」⇒「ショートツ(衝突)」

・「美味しい」⇒「アジダイジョーブ(味大丈夫)」

酒交がチョイスしたパラオ語3選!日本語そのままで驚きますよね。特に「ツカレナオス」はその通りすぎて、深いなあと思いました…。言葉って面白いですね。

 

パラオで「ツカレナオ」しすぎた結果

 

以上、今回はパラオ共和国の紹介をさせていただきました。ダイビングをする方にとっては有名な国ですが、一般的な知名度はまだまだ。それでもすごく魅力的な国だったので、ぜひ機会があったら皆さんも訪ねてみてください!それではまた!


事業部 海洋センター・クラブ課 入交 舞帆

3 コメント

  1. 浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川文輝 より:

    入交さん、お世話になっています。浜田市三隅B&G海洋センターの阿瀬川です。 先日はお世話になりありがとうございました。 パラオは、ナポレオンフィッシュのイメージがありますが、日本語が公用語なんですね!島根では、すごいことを、ぶち、といいます!高校は、愛媛県にいましたが、おんまく、といいます!方言は、おもしろいですね!三隅では、入交と書いて酒交と読みます、阿瀬川と書いて汗川と読みます!落ちがなかなか難しいですが、また、機会があれば、酒交じりノミュニケーシしましょう

    • 入交舞帆 より:

      汗川さん!いや阿瀬川さん!リレートークお読みいただき&コメントいただきありがとうございます(^^) こちらこそ先日はお世話になりありがとうございました。 パラオはナポレオンフィッシュもたくさんいましたよ!現地でも人気のお魚でした。 日本語の方言は色々なものがあって面白いですね~ぶち、おんまくは初めて聞きました! はい、またぜひ一緒に酒交飲ミュニケーションお願いします!

  2. 海洋クラブの迷い猫さん より:

    B&G登録時よりいつもお世話になっています!龍ケ崎B&Gの“飼い猫”改め“迷い猫”海老原です。 登録してから早5年、日頃からお世話になっているというよりは、むしろ気ままなペットとして皆様に愛と苦労を振りまいている海老原です。 ところで、なんとヘアドネーションをされているとお伺いしました!え、すごいですね! 驚きとともに心からリスペクトです✨。 B&G財団の素晴らしい活動に加え、髪の毛まで社会貢献されるとは…!すっかり頭皮が下がる思いでおります。 これからも、髪が風になびくたびに、あなたの高尚な心を感じつつ、次回お会いする際は再び伸びきった髪がどんな仕上がりになるか密かに楽しみにしております。 それでは、これからもペット感満載でよろしくお願いしまーす!

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