サウナは癒しからエンタメの場へ!?


防災推進課の西村です。皆さんサウナ入ってますか!?

 

コロナ禍から流行したサウナですが、西村的にここ数年流行の中心にあるのは「アウフグース」かなと思っています。「アウフグース」の理解には、もう一つの流行ワード「ロウリュ」の理解が必須です!

 

まず「ロウリュ」とは、サウナ発祥の地フィンランドの言葉で、熱したサウナストーンに水やアロマ水をかけて蒸気を発生させ、それを浴びることを指し、「森の神が宿る」と言われています。「ロウリュ」は体験した人も多くなってきたかと思います。アロマ水をサウナストーンにかけた時の、ジュワーという音やアロマの香りがサウナ室(以下「サ室」)内に広がり、一気に体感温度が上がります!めっちゃ気持ちいいです!

 

しかし、ここまでは「癒し」のサウナ。

 

「アウフグース」は「ロウリュ」後に立ち上った蒸気をタオルなどであおぐことで、室内全体に蒸気を攪拌することを指します。「アウフグース」はドイツが発祥で、第二次世界大戦後に、少しでもサウナ利用客が楽しめるようにとタオルを仰ぎだしたことと言われています。

その後、アウフグースはさらに進化し、タオル技術の向上だけでなく、音楽や照明などの演出、ストーリー性が加わった「ショーアウフグース」に進化したのです!!

ここ数年日本でもアウフグース文化が広がりを見せ、「Aufguss Championship Japan(以下ACJ)」というショーアウフグースの国内大会も開かれています!

 

 

 

これが本当にすごい!タオルがタオルと思えない動きをしています。

こちらは西村の推しアウフギーサーで日本トップクラスの実力を持つ、オカミチオさん(横浜スカイスパ所属)の演目です。

 

 

 

西村はこの演目を実際に見てきました!すごいですよね!驚きだらけかと思います。

まず、会場ですが、横浜スカイスパにはショーアウフグース用のサウナ「サウナシアター」があり、多くのアウフギーサーの方々が演目を披露してくれます。「サウナ苦手で暑い中に長時間居れない!」という人もご安心を。シアターは普通のサウナより低温に設定されております。(ただし、無理は禁物です!つらくなったら遠慮せず途中退室を!)

 

次に内容です。セリフやストーリー、小道具等があることに気づきましたか?これが「ショーアウフグース」の醍醐味です!演劇や舞台、ライブなどの要素にサウナを組み合わせた革新的なエンターテインメントなのです!

 

そして技術!演舞終盤では大きなタオル2枚を自在に操り、高速回転させながら風を送ります。ちょっとどうやっているかはわかりませんが、生で見て風を直接受けるとそのすごさを理解してもらえるのではないかと思います。

また、このショーアウフグースも、フィギュアスケートのように採点され、優劣が決まるらしいです。2024年AJC個人戦優勝はのこのこ窪田さんでした!ショーアウフグースではありませんが、のこのこ窪田さんのアウフグースも受けさせていただいたことがあり、優しい風なのにすごい体はあったまる超高等タオルテクニックをお持ちの方です!

 

 

 

 

憧れますよね、憧れて西村は「熱波師検定B」を受講してきましたが、それはいつかの機会にお話ししたいと思います。

サウナシアターは全国で横浜スカイスパ、ウェルビー名古屋、ゆらっくす(熊本)の3か所だけです(西村が知っている限りですが)。ぜひ、機会があればショーアウフグースご覧ください!


地方創生部 防災推進課 西村 直己

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