【B&G職員リレートーク】夏休みとオニヤンマ
職員リレートークこんにちは、総務課の大久保です。
夏休みもまもなく終わり2学期が始まる時期ですね。今年の夏休み、私は2泊3日の「ジュニア生物調査隊」のスタッフとして、子ども達の思い出作りのお手伝いをしてきました。
【15kmの林道をひたすら歩く!離島での過酷な合宿】
「ジュニア生物調査隊」とは、「生き物や自然の中での活動に高い関心と熱い気持ちのあるお子さん」を募集して、「ハードな活動」を行う、神奈川県の自然博物館の学芸員さんが隊長を務める団体です。
この団体では「強くたくましく採る!」をテーマに、月1回の頻度で様々なフィールドに出かけ、昆虫をはじめとした生き物の採集や調査を行っており、私もボランティアでこの活動に携わっています。(過去リレートーク参照)
7月の活動は合宿(しかも離島!)だったので、「絶対行きたい!」と決意。仕事のスケジュールを調整しながらお休みをもらい、参加してきました。
行先は伊豆諸島の一つ、「神津島」。東京竹芝客船ターミナルから高速ジェット船で約3時間。「船酔いしないかな」、「酔い止め買い忘れた」と密かに心配していましたが、思いのほか安定した航海で無事に港に到着しました。
初日は土砂降りの雨でしたが、2日目は晴れて一安心。島の北部まで車で送ってもらった後、宿に向かって15キロほど林道を歩きながら調査していきました。今回のお目当ては、トンボ類と水生昆虫です。 ※神津島は昆虫採集が禁止されているので、許可を取って行っています。
チョウやカマキリ、クワガタ、ハナムグリ、セミ、トカゲ、ヘビなど、道中色々な生き物に遭遇しましたが、特に子ども達が夢中になっていたのがオニヤンマです。日本最大のトンボで、体長100㎜を超える大きな個体もいるそうです。飛翔能力は最高70km/h!ホバリングしながら、上空や足元を颯爽と飛んでいく姿に心を奪われました。
子ども達はオニヤンマを見つけると走り、必死に網を振り、失敗してもへこたれずに一生懸命追いかけていました。その頑張りが実を結び、次々と捕獲!私以外の大人スタッフ3人もゲットする中、成果をあげられず焦る大久保。刻一刻と過ぎていく時間。子ども達に「がんばれ!」と励ましをもらい、コツを教えてもらいながら粘ること数時間。ついに、自分の手で捕まえることができました!
【挑戦する気持ちと成功体験】
生まれてから記憶にある中で、ほぼ初めてのトンボ捕り。苦戦した分喜びはひとしおでした。そして、周りにいた子どもが駆け寄ってきて、一緒に喜んでくれたのも嬉しかったです。
個人的に陸の生き物より海の生き物が好きで、これまで虫は苦手な部類に入っていました。しかし今回捕まえた個体には愛着が湧き、じっくりと観察してしまいました。
子ども達もオニヤンマを捕まえた瞬間、パァっと笑顔になり自信に満ち溢れていました。そんな瞬間に自分も立ち会えて、心が温かくなりました。失敗してもめげずに何回もチャレンジする気持ちが大切で、その延長線上にある成功体験はかけがえのない経験となり、自信や自己肯定感の土台になっていくと思います。
子ども達から多くのことを学んだ3日間でした。そして、自分自身もワクワクする感情や、何かにチャレンジする前向きな気持ちを忘れずに、これからも経験の引き出しを増やしていきたいと思います!
お世話になっております。昆虫と聞いてびっくりしました!まさか、大久保さんがオニヤンマをとるとは、また、びっくりしました‼️阿瀬川も夏休みは昆虫採りに夢中でした特にクワガタです、そして、オニヤンマとクマゼミですオニヤンマは、網を持って構えていると、同じ道を必ず帰ってきます!そこをタイミング良く採ります大久保さんに初めてビックリさせられたのは、水泳のメガネがバタフライをしながら真っ二つに外れ、止まらずに最後まで泳ぎ通した事です♀️ つぎは、どんな事があるか楽しみです!引き続き宜しくお願い致します♂️
浜田市三隅B&G海洋センター 阿瀬川さん いつもお世話になっております。コメントありがとうございます! クワガタとクマゼミも格好良いですよね。 水泳ゴーグルが割れたエピソードも覚えてくださっていてありがとうございます(笑) 次お会いした際には、阿瀬川さんの昆虫採集のお話も詳しく教えていただけると幸いです!心待ちにしております!今後ともよろしくお願いいたします。