【B&G職員リレートーク】「書道」を通した子供たちの成長


こんにちは。海洋センター・クラブ課の藤田です。

 

まだまだ寒い日が続く中、ふとカレンダーを見ると、1月が終わり2月も中旬に差し掛かってきました。お正月休みが、ついこの間のように感じますが、もうそろそろ年度末も近づき、一年あっという間だなと思ってしまいました。

 

さて、そんな中、今回のリレートークも何を書こうかと考えておりましたが、今年の正月休みでの出来事にて、私が感じたことをちょっとお話してみたいと思います。

 

 

みなさん、毎年「日本武道館」にて行われる↑このイベントをご存知ですか?

みなさん、毎年「日本武道館」にて行われる↑このイベントをご存知ですか?

 

日本武道館で「書」を書くこと

 

今年もいつものように、お正月は実家へ帰省しておりましたが、たまたま今年は「書道」にふれる機会がありました。

 

お正月といえば、書初め。

 

みなさん、毎年、1月5日に東京の日本武道館にて「全日本書初め大展覧会~席書大会~」が開催されていることをご存知でしょうか。

 

日本武道館は、「武道による青少年の健全育成」との設立目的に基づき、このような催しを毎年開催しています。

席書大会では、予選を通過した約3,000名が、日本武道館の大武道場にて一斉に、書を書きあげます。

 

私事ですが、小学生から高校生にかけて、習い事として「書道」を習っておりまして、この大会へも参加しておりました。

 

近所の書道教室に通っていたのですが、この書道教室の生徒は毎年「日本武道館で書く」と意気込み練習に励みます。通年を通して、他にも多くのコンクールへ応募するのですが、その中でも日本武道館での席書は、教室の重要かつ一大イベントになっておりました。

 

もちろん「全日本書初め大展覧会」でありますので、作品には「賞」がつき、そのため、「順位」がつきます。皆が良い賞をとれるように上を目指すのですが、それ以上に、「日本武道館」で書道を書くという経験が、子供たちにとっては大変刺激的で、また、あの雰囲気の中で作品を仕上げる緊張感もまた、良い体験に結び付いているのではと思います。

 

といいつつ、良い結果を残すため、かなり練習をした記憶があります。毎年1月5日の本番に向けて、冬休みは大みそかと元旦を除き、毎日朝から夕方まで、みっちり練習をするのです。もちろん希望者のみですが、集中特訓として約20~30名近い生徒がお弁当持参で練習していました。

 

今となっては、膝が痛いだの寒いだのブツブツ言いながらも、とても楽しかった思い出だなとしみじみ思います。

 

またもう一つ、なぜそこまで練習するのかという理由に、各コンクールで上位入賞を果たすと、東京で開催する「表彰式」に行けるのです。表彰式に行けるレベルの入賞かどうかというのが、これもまた一つのボーダーライン。子供からすると、表彰式に行けるかどうかは大事なモチベーションでして、そして、一つの目標なんです(笑)

 

どんな理由であれ、目標を持つことは素晴らしいことです。今年は、久しぶりにそんな子供たちを見て、夢中で何かに励める時間は尊いなと感じました。

 

 

学生時代は、よく全国1位を総なめにしていた彼女。社会人になっても続けている姿に、私も見習わねばと思います。

学生時代は、よく全国1位を総なめにしていた彼女。社会人になっても続けている姿に、私も見習わねばと思います。

 

「全国大会」という目標

 

本来「書道」とは芸術・文化であって、各作品に順位(賞)をつけて、優越を付けるべきものではないという考えを持っていますが、「書道」を通して、何かの目標に向けて努力するという過程は、子供たちの成長や向上心を養う面で大変有意義なことだと思います。

 

また、今回は「書道」を通してでしたが、スポーツであれ芸術であれ、上を目指すことは、子供たちの成長を促すための良い「きっかけ」になると思います。

 

B&G財団でも毎年、「B&G全国ジュニア水泳競技大会」を開催しております。各海洋センターで練習する子供たちが、全国を目指すことで、日々の練習に励むための一つのモチベーションUPに繋がってくれたらうれしいなと思います。

 

大会では、子供たちの日ごろの努力の成果を発揮してほしいです。

大会では、子供たちの日ごろの努力の成果を発揮してほしいです。

 

 

 


企画部 企画広報課 藤田 有里

1 コメント

  1. 牛久沼のかっぱ より:

    ゆりちゃんすごい。びっくり!

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