【インターン体験記】水中ロボット制作プログラム


8月6日(月)から「B&G東京海洋体験アカデミー2018」のB行程が始まり、千葉県南房総市にある大房岬自然の家にて、水中ロボットの制作が行われました。

今回の参加者は、小学校四年生から中学校三年生までの子どもたち、43名でした。学年や住む地域が異なる子どもたちで、班を結成して活動します。

 

子どもたちはバスによる移動で疲れていたのか、緊張していたのか、少しおとなしい様子でした。水中ロボットについて、講師のお話を聞いて、学びました。

 

水中ロボットのお話を聞く子どもたち

水中ロボットのお話を聞く子どもたち

 

水中ロボットについて学んだ後に、制作が開始しました。班で協力して一つの水中ロボットを作り、それを使って水中で缶を拾うことが目標です。指示通りに作る部分と自分たちで考えて作る部分があったので、制作過程にも水中ロボットにも班ごとに特徴が見られました。

 

リーダーに見守られながら制作している子どもたち

リーダーに見守られながら制作している子どもたち

 

夜ごはんを食べ終わるころには、本来の元気さが戻ったのか、楽しそうな様子になりました。よそよそしさがなくなり、班での会話も増えました。班長や上級生から班を引っ張って行こうという気持ちが見られました。

 

講師の指示や助言をもとに、水中ロボットは完成に近づきます。浸水しないことを確認し、初日の作業は終了しました。「浸水しないことを前提に作った」と得意気にいいコメントを残してくれた子どもがいましたが、どの班も第一段階はクリアしました。

 

食事を楽しむ子どもたちとインターン生

食事を楽しむ子どもたちとインターン生

講師の説明を真剣に聞く子どもたち

講師の説明を真剣に聞く子どもたち

 

初日は水中ロボット制作をする中で、これから行動をともにするメンバーのことを知る機会になったと思います。明日への期待が膨らむ一日となりました。

 

2018年度 B&G財団インターンシップ生

田代  笑(明治大学 国際日本学部)


B&G財団
B&G財団は、全国の地域海洋センター・海洋クラブ、また他団体とも連携して、自然に親しみながら子どもたちの“こころ”と“からだ”の育成をはじめ、地域の皆さんの健康づくりに取り組んでいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

関連記事