天城町海洋センター艇庫を活用したモデル事業(日本財団助成事業)レポート【4月~6月編】
地域コミュニティ~鹿児島県の離島、徳之島より~
2017年度より天城町B&G海洋センター(艇庫)を活用したモデル事業を行っておりますが、2018年4月29日のリニューアル式典後の活動を紹介したいと思います。
今回のモデル事業では、これまでの倉庫=艇庫の概念を破り、海洋性レクリエーション体験の促進に加えて、海に入らない人々へも多くの活動の場を提供するべく、2017年度にB&G財団からの3,000万円の助成金も加え、施設の大規模な改修を行いました。
子宝の島として知られている徳之島に因み、「『子宝の島』の『子育ての基地』」をコンセプトに事業を実施して参ります。
今回は4月から6月にかけて行った事業の一部を紹介していきます。
島内小中学校へ向けた「マリンスポーツ体験教室・水辺の安全教室」
徳之島は天城町を含めて伊仙町、徳之島町の3町からなります。島内の小中学校にて実施する宿泊体験学習や学校授業内において、カヌーやSUP体験、水辺の安全教室を提供しました。
島内小中学校全34校のうち、19校にて実施し、計316名の生徒・児童に対して実施しました。(6月末日現在)
その他、各学校の希望するプログラムに合わせて「リーフ探索(シュノーケリング)」なども実施しました。
海塾
「海塾」とは、新たに天城町B&G海洋センター(艇庫)にて実施する事業です。1年を通して参加するプログラムで、基本は月に一度、海や地域を学ぶ様々なプログラムを提供していきます。
【第1回目】4月27日:ビーチクリーン及びオリジナル・ライフジャケット作り(42名)
【第2回目】5月19日:海の絵画教室(36名)
【第3回目】6月9日:カヌー&SUP体験(39名)
ちびっこBGフェスタ
こちらも今年度より新たに実施している事業。第1回目は5月3日に実施しました。海洋性レクリエーションを体験しない幼い子供たちから、子育て中の親御さんたちにも楽しんでもらいたいと企画しました。当日は約100名を超える親子連れが訪れ、各アクティビティを楽しんでいました。
【アクティビティ紹介】
パブリックビューイングの開催!
今年は4年に一度のFIFAワールドカップが開かれましたが、6月19日、対コロンビア戦のパブリックビューイングを天城町海洋センター(艇庫)にて開催しました。
リニューアルオープン後は、SUPやカヌーの器材貸出を常時行っております。
これからが夏本番!徳之島の子供たちに限らず、様々な人たちへアクティビティや事業を提供していきます!