
今回の特集は、「町つくり」をテーマに
1.塙町を築いた最初の町長 白石禎美(福島県塙町)
2.飛騨高山を築いた戦国武将 金森長近(岐阜県高山市)
3.東京丸ノ内を再開発した三菱地所中興の祖 渡辺武次郎(岡山県矢掛町)
4.離島振興に19年間尽力した町長 飯尾裕幸(鹿児島県長島町)
の4作品をご紹介します。
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塙町を築いた最初の町長 白石禎美 しらいし ていみ
福島県塙町マンガ家:ico. 最上陽幸白石禎美さん(しらいし ていみ)は、明治13年(1880年)福島県東白川郡笹原村(現塙町)に生まれ、金融業、林業、電力会社などを起こして産業発展に務めると共に、福島県議会議員・初代塙町長を務め政治でも活躍しました。また、自分の土地や資金を提供して、鉄道敷設(現JR水郡線)・道路整備(現国道118号)・病院(現塙厚生病院)・高等学校(塙工業高校)などの誘致・開設に尽力し、地域の発展に貢献しました。
- # 現代(35)
- # 社会貢献(14)
- # リーダー(39)
- # 愛・献身(36)
- # 起業家・ビジネスマン(30)
- # 熱血(61)
- # 面白い(48)
- # ico. 最上陽幸(1)
- # 福島県(2)
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飛騨高山を築いた戦国武将 金森長近 かなもり ながちか
岐阜県高山市マンガ家:マンガ 中井邦彦、原作 谷前英夫金森長近(かなもり ながちか)は、戦国時代大永4年(1524年)美濃国土岐郡多治見郷大畑村(現岐阜県多治見市)に生まれ、天文10年(1541年)尾張の織田家に仕え、長篠の戦いなどで活躍しました。織田信長の死後は豊臣秀吉に仕えて功を挙げ、飛騨3万8,700石を与えられ、天正18年(1590年)から高山城の築城と城下町の整備をはじめ、現在観光地としても人気を集める飛騨高山の街並みの基礎を作りました。
- # 中世(9)
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- # リーダー(39)
- # 武人・サムライ(21)
- # カッコイイ(40)
- # 面白い(48)
- # 中井邦彦(1)
- # 谷前英夫(1)
- # 岐阜県(5)
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東京丸ノ内を再開発した実業家 渡辺武次郎 わたなべ たけじろう
岡山県矢掛町マンガ家:南一平渡邊武次郎さん(わたなべ たけじろう)は、明治27年(1894年)岡山県矢掛町に生まれ、大正9年(1918年)三菱合資会社に入社、1937年三菱地所株式会社の設立に伴い転籍し、社長や会長・相談役を務めました。昭和34年(1959年)三菱地所の社長となった武次郎は、創業初期の三菱社が荒れ地から開発した「丸の内オフィス街」の再開発「丸ノ内総合改造計画」を策定・指揮し、三菱地所中興の祖と呼ばれました。
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離島振興に19年間尽力した町長 飯尾裕幸 いいお ひろゆき
鹿児島県長島町マンガ家:あさごはん飯尾裕幸さん(いいお ひろゆき)は、大正2年(1913年)鹿児島県出水郡東長島村(現長島町)に生まれ、小学5年生で引越し、昭和46年(1971年)59歳で東町(現長島町)に帰郷しました。昭和49年本土とつなぐ島民念願の黒之瀬戸大橋が完成しますが、同時に離島補助金もなくなりました。この危機に際し、飯尾さんは昭和50年から平成6年までの19年間町長を務め、地域の産業振興・インフラ整備に尽力しました。
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