2025.09.02 UP 穏やかなビーチに笑顔満開! 〜砂ASOBeach in 小豆島町〜


CHANGE FOR THE BLUE 海の未来を変える挑戦

香川県小豆島町の小豆島ふるさと村ビーチで「砂ASOBeach in 小豆島町」を開催した。地域の子どもから大人まで約120人が参加。マリンスポーツ体験、ビーチチャレンジラリー、大声選手権の3つのプログラムで、穏やかなビーチを舞台に、笑顔あふれる時間を過ごした。

1.イベント概要

実施日 2025年8月24日(日)
場所 小豆島町 小豆島ふるさと村ビーチ
参加人数 約120人
実施内容 ビーチクリーン、BIG SUP体験、カヤック体験、流木モルック、ビーサン飛ばし、海上ポージング、フレスコボール、スイカたたき、大声選手権

2.イベント詳細

タイムテーブル
9:00~9:30  開会式・ビーチクリーン
9:30~12:00  マリンスポーツ体験&ビーチチャレンジラリー
11:00~12:00  大声選手権

当日はビーチクリーンからスタート。その後、BIG SUPやカヌーのマリンスポーツ体験に加え、流木モルックやビーサン飛ばしなど5種類のビーチチャレンジラリーが行われた。このほか、11時からは大声選手権も開催され、子どもから大人まで、砂浜いっぱいに笑顔と歓声が広がった。

自分たちが遊ぶ海は自分たちできれいに

イベントは朝9時、ビーチクリーンからスタートした。スタッフも子どもたちも全員で手にゴミ袋を持ち、力を合わせて砂浜をきれいにしていく。今回新たに導入した「ビーチレーキ(砂ふるい)」を使い、子どもたちは夢中で砂をふるい、小さなゴミを一つひとつ拾い集める姿が印象的だった。「自分たちが遊ぶ海は、自分たちできれいにする」という気持ちで、みんなでビーチクリーンに取り組んだ。

BIG SUPとカヌーが大人気

一番の目玉はBIG SUPとカヌーの体験会。どちらも先着順での受付だったが、開始1時間後にはすべての枠が埋まるほどの人気を集めた。
  BIG SUPでは、子どもたちが仲間同士で声を合わせてパドルをこぎ、ボードの上でバランスを取りながら「いっせーの!」と叫んで一斉にジャンプ。水しぶきを浴びながら大はしゃぎする姿は、夏ならではの楽しさにあふれていた。カヌー体験では、子どもたちが思い思いにパドルを動かしながら沖合へと漕ぎ出し、潮風を受けて「気持ちいい!」「まだ漕ぎたい!」と笑顔いっぱいに声をあげていた。

  • 大人気のBIG SUP

    大人気のBIG SUP

  • カヌー体験

    カヌー体験

5つのアクティビティに挑戦!ビーチチャレンジラリー

流木モルック、ビーサン飛ばし、海上ポージング、フレスコボール、スイカたたきの5種類に挑戦する「ビーチチャレンジラリー」では、クリアするごとにスタンプがもらえ、集めた数に応じてお菓子がプレゼントされた。
  海上ポージングを除く4種目は水着にならなくても楽しめることから、観光で小豆島ふるさと村を訪れていた親子連れが飛び入りで参加する姿も見られた。
  中には少し難しいアクティビティもあったが、子どもたちは「もう一回!」と繰り返し挑戦し、できた時は達成感に満ちた笑顔を見せていた。普段なかなか体験することのないフレスコボールやモルックにも夢中で取り組み、砂浜は子どもたちの笑い声と元気な声で活気にあふれていた。

流木モルック

流木モルック

  • ビーサン跳ばし

    ビーサン跳ばし

  • 海上ポージング

    海上ポージング

  • フレスコボール

    フレスコボール

  • スイカたたき

    スイカたたき

子どもも大人も全力発声!

大声選手権は、「第一回小豆島町長杯 大声選手権」と名付けられ、子ども部門と中学生以上の大人部門に分かれて開催された。まず小豆島町 大江町長の挨拶から始まり、町長自身もデモンストレーションとして小豆島への愛を力強く叫び、会場の雰囲気を盛り上げた。
  その後、参加者たちが思い思いのメッセージを次々と叫び、夫への愛を叫ぶ大人や、きょうだいへの思いを叫ぶ子どもなど、ユニークな声がビーチに響き渡った。総勢約40人が挑戦し、子ども部門の上位3名にはお菓子の大袋、大人部門の上位2名にはお米5kgが贈られ、それぞれ歓喜の表情を見せた。
  子どもも大人も声を張り上げ、ビーチ全体が熱気に包まれ、笑いと活気あふれる一体感に満ちたアクティビティとなった。

  • 大江町長も参加。小豆島への愛を叫んだ

    大江町長も参加。小豆島への愛を叫んだ

  • 子どもたちも大絶叫!

    子どもたちも大絶叫!

スタッフの感想

事業部 海洋センター・クラブ課 笠原 菜々夏
  今回の砂ASOBeach in 小豆島町は、穏やかなビーチを背景に、子どもも大人も笑顔で満ちあふれる一日となった。マリンスポーツで風を感じ、チャレンジラリーで挑戦の手応えを楽しみ、大声選手権で思いを声に乗せる──砂浜という身近な自然の中で、子どもたちが生き生きと遊びながら海を身近に感じる様子を間近で見られたことに、私は自然と嬉しさを覚えた。また、私自身、子どもたちの元気な姿に刺激を受け、砂ASOBeachの意義を改めて実感することのできた一日であった。


小豆島で行われた砂ASOBeachは、子どもも大人も一緒に海と砂浜を満喫し、楽しい時間を共有しながら無事に終了した。

砂ASOBeachは「海の日」と「海の安全」や水辺への理解を深める機会を提供し、多くの人に海に親しんでもらうことをねらいとした「水着にならなくても楽しめる」をコンセプトにしたビーチイベント。2025年度は全国7ヵ所での実施を決定した。

関連ページ

2025年度

2024年度

2023年度

年度別予定・実施一覧

砂ASOBeachとは

B&G財団メールマガジン

B&G財団の最新情報をメールマガジンにてお送りいたします。ご希望の方は、登録ボタンよりご登録ください。