夜行列車
子ども支援課 岡田です。
前回のリレートークで、ベトナム統一鉄道の寝台列車を予約した件を書きました。
実際に乗車すると、ディーゼル機関車にけん引される寝台車は、号車ごとに設備も状態もまちまちで、乗客もYシャツ姿のビジネスマン・大荷物で孫に会いに行くおばあさん・4部屋のドアを開け放ってカラオケに興じるグループ客(司会のおばさんがスゴ腕でベトナム民謡からポップスまでどんな曲でも大盛り上がり!)etc.ベトナムの活気と喧騒がそのまま列車内に持ち込まれたようでした。(同室のビジネスマンはカラオケ大会に腹を立てていましたが、私にはエンタメでした。)
そして、列車は町の中を走ります。線路脇のお店や民家にいる人の顔が見え、踏切では列車通過を待つバイクの大群の前を通ります。防音壁に囲まれた高架を走る新幹線、地下トンネルを走るリニアとは、鉄分の濃さが違います。

多様な乗客。ベトナム統一鉄道はダイヤも正確

一等寝台。荷物は28ℓのデイパックだけ

列車のトイレ 揺れる列車では高度な技量が必要
日本でも、ほんの20年前、北斗星が廃止されたギリギリ10年前までは、在来線を走る夜行列車の旅を楽しめました。(四季島などの豪華列車は私の領域外)
あの頃は・・・と続くところですが、「JR東日本が2027年春 新たな夜行特急列車を導入」というニュースが入ってきました。
「急行」ではなく特急なのが残念ですが、周遊きっぷの廃止された現在では「実質影響なし」でしょう。寝台特急ではなく「夜行特急」としたのは、寝台料金・リネン類のコストを考慮したためと言われています。
「運行区間はJR東日本路線内」とだけ発表されて詳細は未発表ですが、「季節ごと、ベストシーズンに、人気の区間設定(電化路線内)」と噂されています。
「鉄道好きが集まる鉄道会社の中でも夜行列車復活を目指した鉄ヲタ」のプランに期待しない者はいないでしょう。新時代の夜行列車が楽しみです。
*リンク JR東日本ニュース https://www.jreast.co.jp/press/2025/20250610_ho03.pdf
岡田さん、ご無沙汰しております。財団役職・職員も更新?され、お名前・お顔が分かるのは・・・もう岡田さんくらいでしょうか(笑) B&G財団の目標や役割等も時代により変わっていくのは当然ですが、それぞれの担当業務をバージョンアップですね。頑張ってくださ~い。
楠木さんお懐かしい…。いつの間にか最古参になりました。実は昨夜、昔のB&G流だった職員旅行の夢を見ました。昔の岡山連協や中国ブロックのメンバーも、それぞれの場所で活躍していることと思います。いい時代でした。