【B&G職員リレートーク】海洋性レクリエーションの面白さと素晴らしさを


海洋性レクリエーションの面白さと素晴らしさを

海洋性レクリエーションの面白さと素晴らしさを

 

こんにちは。総務課田邉です。
2020東京五輪が終了しました。コロナ禍での開催には賛否両論ありましたが、選手たちの最後まであきらめずに戦うその姿勢にとても感動しました。テレビ観戦を通して、様々なスポーツに興味を持ち、将来オリンピック選手を目指したいと思う子ども達もたくさんいたのではないでしょうか。
東京五輪の興奮が未だ冷めない中、24日からはパラリンピックが始まります。テレビの前でパラリンピアンの活躍に声援を送りたいと思っています。

 

さて、当財団は、様々な体験活動による青少年の健全育成をはじめ、教育や防災に係る活動など多岐にわたり事業を行っています。そして、海洋センター・海洋クラブでも様々な教室・イベントが行われています。

 

財団は海洋センター・海洋クラブと共に発展

財団の設立当時は、高度経済成長に伴う工業化と都市化現象の進展の一方で、子ども達の自然に親しむ機会の減少や体力の低下が懸念され、将来の日本を担う青少年の心とからだの育成対策が緊急課題となっていました。この課題に対応するため、全国に多くの海洋センター(プール・艇庫・体育館を有する社会体育施設)を整備する必要から、当初は「標準設計方式(基本設計に基づく建設の合理化)」により施設を建設しました。その後は、地元自治体の要望や環境に考慮した「個別設計方式」により整備されていきました。
これにより、今日では、全国に広がる『ネットワーク』が財団の強み・特徴となっています。
B&G海洋センターは全国386市町村に466ヵ所あり、青少年健全育成推進・地域住民の健康増進・地域コミュニティの場として年間延べ約1,100万人が利用。また、海洋クラブは271ヵ所あり、カヌーやヨット、SUPなどの舟艇器材やライフジャケットなどの安全器材が配備され、地域の人たちが気軽に海洋性レクリエーションを楽しめる組織として、年間延べ約232,000人に利用されています。これらの海洋センター・海洋クラブでは、地域の特性や趣向を凝らした様々なスポーツ教室、体験教室、文化活動、生涯学習、海洋性スポーツレクリエーションが行われています。

 

海洋性レクリエーションが盛んな滝川海洋センター

海洋性レクリエーションが盛んな滝川海洋センター

 

もっと海レク活動の楽しさを広げたい

個人的には燦燦と輝く太陽の下、風を受けて自在に艇を操ることのできるヨットが楽しいと思っていますが、近年では少子化の影響からか、或いは、準備が煩わしいからなのか、ヨットに乗る子ども達が減っているように感じています。海洋センター艇庫前の水面いっぱいに、カラフルなセールをなびかせ走らせる様子が思い出され、再びそのような光景を見たいというのが正直な気持ちです。
子ども達のヨットの入門艇(大人でも初心者なら楽しい)としては、OP(オプティミスト)ヨットがあります。基本を学べば、すぐに自由に操ることができるようになるのではないでしょうか。

 

操船は楽しい

操船は楽しい

 

私も財団に入職してからの指導者養成研修で、初めてOPヨットに乗りましたが、風を捉えるとスーっと進む快適さに感動しヨットが好きになりました。(当時の養成研修では、180㎝超の長身の人もOPヨットでの練習からでした)

 

養成研修でもOPヨットを使用

養成研修でもOPヨットを使用

 

楽しさの発見+教育的効果も

子ども達には、楽しさや感動を得ていただきたいのは勿論ですが、ヨットは色々なことが学べる教材になっていると思います。セールの出し方や舵の切り方など一人で判断し、自分でアクションを起こすことが求められ、うまく走れた時には感動が生まれます。また、自然が相手になりますので、天候や風力などの自然に対する知識、万一の時に備えた安全への対応(対策)、自然相手ですから勝手な行動が事故につながってしまいますので、ルールや時間厳守、挨拶の重要性や海の勉強にも繋がります。
ヨットに限ったことではありませんが、「水辺での体験活動」の中で遊び、自然観察を行い、様々な体験を積む中で、子ども達は成長していきます。自然とふれあう中で、自然の仕組みを知り、自然を愛する気持ちを育んでいけるよう、引き続き子ども達に働きかけていきたいです。

 

●海レク活動を行う「海洋クラブ」も募集しています。

 


総務部 総務課 田邉 宏

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