【はじめまして】B&G矢掛海洋クラブです 県大会上位入賞と飛脚駅伝大会出場に燃えています


B&G矢掛海洋クラブ(岡山県)

 

「飛脚駅伝大会」でクラブ員が激走中

「飛脚駅伝大会」でクラブ員が激走中

 

今回は江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄え、清流小田川を中心に田園風景が広がる岡山県小田郡矢掛町の「B&G矢掛海洋クラブ」をご紹介いたします。

 

B&G矢掛海洋クラブは毎週月曜日と水曜日に活動中。8月までは艇庫や海洋センター休館日の月曜日にプールで海洋性レクレーション活動を実施しています。

センターの古城亮太さんは特に力を入れている活動として「B&Gスポーツ大会岡山県大会」を挙げました。「毎年7月に開催される大会に向けて、カヌーやローボードの練習に励んでいます。上位入賞を目標にクラブ員と指導員で力を合わせて頑張っています」と力の入れようは半端無いようです。

 

子どもたちはSUPに興味津々

子どもたちはSUPに興味津々

 

コロナ渦に見舞われた今年は、7月13日にプールでSUPを使った体験活動を実施しました。「クラブ生は普段乗ることのないSUPに大興奮した模様で終始笑顔が絶えません。それにあやかって指導者も一緒に楽しみながら体験することができました」と古城さんも満足そうでした。8月22日には、隣接する浅口市の三郎海岸でシーカヤックなどの体験活動を行いました。これは昨年B&G財団主催で開催されました「がんばろう 岡山!B&G海遊び・マリンスポーツ体験会」に参加された小学生やその保護者からの要望で実現に至りました。古城さんは「今年もやりたいと思って企画しました。親子で力を合わせてシーカヤックやSUP、アクアボールで遊べたので有意義な時間となりました」と話します。

 

親子でシーカヤック体験中

親子でシーカヤック体験中

 

他にも海レク活動として、プールでカヌーやシュノーケリングを体験しています。9月からのプール活動では個人の泳力向上に焦点を定めて、11月には体育館(アリーナ)でバトミントンやニュースポーツなどを行う予定です。そして、毎年11月第2日曜日に開催される「矢掛の宿場まつり大名行列」内のイベント「飛脚駅伝大会」では、B&G矢掛海洋クラブから選抜された子どもたちが近隣のスポーツ少年団に交じって商店街を激走しました。こうした地域の伝統行事にもB&G矢掛海洋クラブは参加しています。

 

古城さんはクラブの今後について「近年、各小学校では気温上昇による熱中症予防の観点から、プールの授業が十分にできていないのが現状です。クラブ生にはプール活動で楽しんでもらうことを最優先に、各個人の泳力に適した指導を心掛けていきたいと考えております。アリーナ活動ではニュースポーツを取り入れながら新たなチャレンジを実施し、地域交流においても今年はコロナ渦の影響で参加が叶いませんでしたが、今後も積極的に地域の皆様と交流を深めていきたい」と話します。

 

B&G矢掛海洋クラブでは日々の活動や体験を通して、子どもたちの成長が実感できるよう実践されています。かつての宿場町としての歴史的情緒を醸しながら、清流や田園風景といった自然と共存する矢掛町で活動中のB&G矢掛海洋クラブを一度覗いてみてはいかがでしょうか。

 

 


B&G財団
B&G財団は、全国の地域海洋センター・海洋クラブ、また他団体とも連携して、自然に親しみながら子どもたちの“こころ”と“からだ”の育成をはじめ、地域の皆さんの健康づくりに取り組んでいます。

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