北海道積丹町の今【10月レポート】 ~海洋センターを活用した地域コミュニティの再生に関するモデル事業~
地域コミュニティ「地域コミュニティの再生・活性化事業」について、既に最低気温が一桁で、早くも冬の訪れを感じる北海道積丹町の様子をお伝えします。
ウォーキング企画第2弾!
7月の記事で、谷川真理さんを招聘して実施した「積丹ウォーキングフェスタ」について紹介しましたが、今回はウォーキング企画第2弾!「B&G健康講座」、「B&G出前健康講座」について紹介いたします。
日頃の事業は、海洋センターがある地区で実施しますが、遠い地区からは参加しづらいという声があります。そこで住民の皆さんのニーズに応えるため、海洋センターから離れた地区へ事業を「出前」することにしました。「B&G健康講座」、「B&G出前健康講座」は、ウォーキング体験の機会を提供することで、主体的な健康づくりへの取り組みや活動へつなげることがねらいです。
そして、ただ歩くだけではなく、歩くことがどれだけ健康にいいか、栗原クリニック東京・日本橋院長 栗原 毅先生、同院歯科医師 栗原丈徳先生に講演をしていただきました。
B&G出前健康講座(ウォーキング体験プログラム)
10月15日に幌武意(ほろむい)地区から入舸(いりか)地区まで約3km、9名の参加者とウォーキングをしました。快晴とはいきませんでしたが、歩くにはちょうどいい気候で、皆さん楽しそうに歩いている様子は“ウォーキング日和!”という感じでした。
参加者の声
・清々しい風の中で歩き、あっという間に3km歩くことができた。
・隣の集落まで歩く機会はほとんどないので新鮮だった。
・世間話をしながら歩くと、一人で歩くよりも楽しかった。機会があればまた参加したい。
B&G健康講座(ナイトウォーク体験プログラム)
「B&G出前健康講座」と同日の夜(10月15日18:00)、初めて「夜」の時間帯にウォーキング事業を実施しました。参加者が集まるか不安でしたが、21名もの参加者が集合! ナイトウォーキング(2km)を行いました。
コースは海洋センターをスタートし、町内を回って海洋センターへ戻ってくるコースです。普段歩きなれている道でも、夜歩くことはないため、景色の違いや虫の声を聞きながらゆっくりと歩きました。
参加者の声
・夜の町の暗い場所、明るい場所を再確認することができた。
・歩道を歩き続けると、細かな傾斜が多く、歩きにくい。特に足元が暗いと危険な場合もあるように感じた。
海洋センターから離れた地区でも事業を開催することにより、海洋センター事業のPRや興味を喚起することができました。
事業の中には、送迎バスを運行している事業もあるので、他の事業への参加も期待したいところです。今回の事業をきっかけに、皆とウォーキングを始めることで、健康増進と地域の活性化を図ることができます(黙ってひたすら歩くことはないはず!)。
もうじき雪が降り始めますので、その前にウォーキング仲間を増やしていってもらいたいですね(^_^)b
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