2023.02.14 UP 障害者スポーツ推進プロジェクト B&Gスポ・レク倶楽部 岩手県と熊本県の障がい者が「オンライン運動会」で対抗戦(岩手県奥州市、熊本県宇城市)
1月30日、奥州市前沢B&G海洋センター(岩手県)と宇城市三角B&G海洋センター(熊本県)をオンライン中継で結び、施設対抗型の「オンライン運動会」を開催。福祉施設に通う障がい者など82名が参加しました。
B&G財団は、今年度スポーツ庁から「障害者スポーツ推進プロジェクト」を受託しました。本事業はプロジェクトの内、“障害者の年間型スポーツ教室「B&Gスポレク倶楽部」”の一環として実施しました。
普段は、それぞれの海洋センターで「B&Gスポレク倶楽部」として、軽スポーツやパラスポーツなどを楽しんでいますが、今回新たな試みとして2つの海洋センターを繋ぎ「オンライン運動会」を開催。施設対抗戦形式を取り入れ、普段とは異なる種目や環境、スポーツを通じた交流機会を提供し、障がい者に新たな刺激やスポーツの楽しみ方を体験いただくと共に、施設ごとの連帯感も育むなど、スポーツライフの向上を目指しました。
「B&Gスポ・レク倶楽部」は、障がい者が通年で継続的に多様なスポーツやレクリエーションを楽しめる環境を海洋センターに整えることにより、障がい者のスポーツ実施率向上とスポーツライフを豊かにすることを目的に、スポーツ庁「障害者スポーツ推進プロジェクト」の委託事業として実施するものです。
当日は、奥州市の就労継続支援B型事業所「しらうめ園」に通う障がい者等54名、宇城市の就労継続支援B型事業所「あいらんど」に通う障がい者等28名が参加。「玉入れ」「大玉転がし」「ジャンボバトンリレー」の3種目で競いました。
準備運動は、音楽に合わせてレッツダンス!!
1回戦は「玉入れ競争」。
東京のB&G財団事務所から送る「よーいスタート」の合図で、両チーム一斉にカゴに玉を投げ入れました。
2回戦は「大玉転がし」。数人で交代しながら大玉を転がし、その速さを競います。施設の職員の方もちょっぴりお手伝いしながら、チームで協力して大玉を転がしました。
ラスト3回戦は「ジャンボバトンリレー」。身長より大きい巨大バトンを使ったリレーです。両チームとも2本のバトンを使い、「よーいスタート」の合図で一斉にスタート。体育館をリレーしながら5周走りました。
熱い3回戦を終え、閉会式で競技結果の発表です。37対33の接戦を制し、奥州市のチーーム「しらうめ園」の勝利となりました。「しらうめ園」には賞品として施設の皆さんで楽しめるよう「ジェンガ」が贈られました。最後は、モニターに向かってお互いに「さようなら」の挨拶をして終了しました。
普段の「B&Gスポレク倶楽部」の活動は、レクリエーションスポーツを行うことが多いですが、今回の運動会では全身運動の競技にいつも以上に頑張る参加者の様子が見られました。
誰もがスポーツに親しむ「B&Gスポ・レク倶楽部」の活動を今後もお伝えします。
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