2025.08.06 UP 熱中症対策事業 佐渡市小木B&G海洋センター
救護室配備式を実施

日本財団助成事業

佐渡市小木B&G海洋センター(新潟県)にて、「熱中症対策事業」 の一環として整備された救護室の配備式が行われた。

1.式典情報

実施日 2025年7月29日(火) 14:30~
場所 佐渡市小木B&G海洋センタープール
出席者

<佐渡市>
・市長  渡辺 竜五 氏
<B&G財団>
・常務理事  岩井 正人

式次第 一、開式
一、B&G財団 役員挨拶
一、目録授与
一、市長挨拶
一、閉式
一、記念撮影
配備内容 救護室・救護ベッド・レスキューベンチ・エアコンなど

2.子どもたちの笑顔と安心を支える拠点へ

渡辺市長は、配備いただいた救護室を活用し、子どもだけでなく大人も含めて、安全・安心で思いやりのある拠点にしていきたい。また、世界遺産登録やトライアスロン大会の開催を通じて、市内にある小木・羽茂の両海洋センターのスポーツ利用も盛んになっている。今後は、地方創生の観点から、子どもたちが地域を好きになる拠点として、海洋センターの機能をさらに強化していきたいと述べた。
 式典後は、児童クラブに通う子どもたち約20人が参加して見学会を行った。児童クラブは海洋センター内のミーティングルームを改修して開設されており、その子どもたちが配備式に参加した。その後はプールで元気に遊ぶ姿も見られ、保護者からは「救護室が整備されたことで、安心してプールを利用できる」との声が寄せられた。

  • 渡辺市長

    渡辺市長

  • 目録贈呈

    目録贈呈

  • 救護室見学会

    救護室見学会


今後も、熱中症対策をはじめとした安全・安心な施設環境の整備を通じて、地域の子どもたちが健やかに活動できる環境づくりを支援していく。

「熱中症対策事業」は、温暖化の影響により、夏場のプール室内が高温になることに配慮し、プールに救護ベッド・レスキューベンチやエアコンなどを備えた救護室を設置することで、利用者の安全を確保することを目的に実施。2023年度に30ヵ所、2024年度に25ヵ所に配備し、2025年度は13ヵ所の配備が決定した。

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